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ふみ‐だい【踏台】🔗🔉

ふみ‐だい踏台】 ①高い所のものを取ったり、高い所へ上がったりするために足場とする台。あしつぎ。ふみつぎ。 ②比喩的に、ある目的を達するために一時利用するもの。「人を―にして出世する」

ふみ‐たお・す【踏み倒す】‥タフス🔗🔉

ふみ‐たお・す踏み倒す‥タフス 〔他五〕 ①踏みつけて倒す。 ②代金または借金を支払わないままにしてしまう。歌舞伎、韓人漢文手管始「家主を―・し町内を食ひ倒して」。「宿泊料を―・す」 ③人の面目をきずつける。

ふみ‐だ・す【踏み出す】🔗🔉

ふみ‐だ・す踏み出す】 〔自五〕 ①足を踏んで前に進む。「右足から―・す」 ②ある範囲の外へ足を出す。「土俵を―・す」 ③(仕事に)とりかかる。着手する。「再建に―・す」 ④新たな方面に進出する。「政界に―・す」

ふみ‐た・てる【踏み立てる】🔗🔉

ふみ‐た・てる踏み立てる】 〔他下一〕[文]ふみた・つ(下二) ①足を地に踏みしめて立つ。源氏物語若菜下「乱脚病みだりかくびょうといふ物所せく起り患ひ侍りて、はかばかしく―・つることも侍らず」 ②踏み込んで(鳥などを)飛び立たせる。 ③踏台とする。落窪物語1「あげよとのたまふなり、とのたまへば、物―・ててあげつ」 ④物を踏んで足につき立てる。太平記16「矢尻を蹄に―・てて」。「釘を―・てる」

ふみ‐だな【書棚】🔗🔉

ふみ‐だな書棚】 ほんだな。しょだな。書架。

ふみ‐だわら【踏俵】‥ダハラ🔗🔉

ふみ‐だわら踏俵‥ダハラ 力士が土俵に上がる時に足をかける、土俵の外側中段に埋め込んだ俵。→土俵場(図)

ふみ‐だん【踏段】🔗🔉

ふみ‐だん踏段】 梯子・階段など、踏んでのぼる段。

ふみ‐ちが・える【踏み違える】‥チガヘル🔗🔉

ふみ‐ちが・える踏み違える‥チガヘル 〔他下一〕[文]ふみちが・ふ(下二) ①段差のある所などで、足の下ろし所を誤る。「階段を―・える」 ②踏みそこねて足を痛める。「左足を―・える」 ③進むべき道を誤る。「人生を―・えた」

ふみ‐ちら・す【踏み散らす】🔗🔉

ふみ‐ちら・す踏み散らす】 〔他五〕 ①ふんで散らしみだす。ふみあらす。ふみちらかす。枕草子87「この雪の山、…わらはべなどに―・させず」 ②袴や指貫さしぬきなどの長い裾を強く踏んでさばく。枕草子33「薄二藍ふたあい、青鈍あおにびの指貫など、―・してゐためり」

広辞苑 ページ 17359