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ぶんけん‐がく【文献学】🔗🔉

ぶんけん‐がく文献学】 (Philologie ドイツ)(上田敏による訳語)文献の原典批判・解釈・成立史・出典研究を行う学問。また、それに基づき民族や時代の文化を研究する学問。言語学の意にも用いた。 ⇒ぶん‐けん【文献】

ぶんげん‐さいばん【分限裁判】🔗🔉

ぶんげん‐さいばん分限裁判】 裁判官の免官・懲戒に関する裁判。1947年制定の裁判官分限法に基づく。 ⇒ぶん‐げん【分限】

ぶんけん‐ちず【分県地図】‥ヅ🔗🔉

ぶんけん‐ちず分県地図‥ヅ 日本全国を都道府県別に分けた地図。

ぶんけんつうこう【文献通考】‥カウ🔗🔉

ぶんけんつうこう文献通考‥カウ (ブンケンツコウとも)中国の古代より南宋までの諸制度について記した書。元初の馬端臨撰。348巻。1307年成る。唐の杜佑の「通典つてん」に倣って編。→九通

ぶん‐こ【文庫】🔗🔉

ぶん‐こ文庫】 (和語「ふみくら」に当てた漢字を音読した語) ①書籍・古文書などを入れるくら。書庫。一般に、図書館が公衆の閲読を目的とするのに対して、書籍の蒐集を目的とするもの。保元物語「或御―の中に、手箱一合あり」 ②転じて、まとまった蔵書。コレクション。 ③書籍その他手回り品などを入れる手箱。手文庫。人情本、春色辰巳園「着替は―に落着かず」 ④出版物の形式の一つ。普及を目的とし、小型(A6判)で携帯して読むのに便利な廉価本の叢書。文庫本。「岩波―」「―判」 ⇒ぶんこ‐し【文庫紙】 ⇒ぶんこ‐ぼん【文庫本】 ⇒ぶんこ‐むすび【文庫結び】

ぶんこ【文庫】🔗🔉

ぶんこ文庫】 文芸雑誌。1895年(明治28)8月「少年文庫」を改題、1910年8月廃刊。山県悌三郎(1858〜1940)主宰。投書専門で、特に詩欄に力を注ぎ多くの新体詩人を育成。河井酔茗・横瀬夜雨・伊良子清白らがこれに拠り、「明星」のロマン詩風に対し抒情詩風を形成した。

広辞苑 ページ 17566