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ほたる‐なす【蛍なす】🔗🔉

ほたる‐なす蛍なす】 〔枕〕 蛍の光のほのかなところから「ほのかに」にかかる。万葉集13「玉梓たまずさの使の言へば―ほのかに聞きて」 ⇒ほたる【蛍】

ほたるのひかり【蛍の光】🔗🔉

ほたるのひかり蛍の光】 歌曲の名。原曲はスコットランド民謡。バーンズ作詞「楽しかった昔」(Auld Lang Syne)によって別れの歌として歌われる。日本では明治時代に「小学唱歌集」に採り入れられ広まった。 ○蛍の光、窓の雪ほたるのひかりまどのゆき (晋の車胤は貧乏で油がないため蛍を集めてその光で読書し、孫康は窓の雪に照らして読書したという故事から)苦学すること。学問にいそしむこと。蛍雪けいせつ⇒ほたる【蛍】 ○蛍二十日に蝉三日ほたるはつかにせみみっか 盛りの短いことのたとえ。 ⇒ほたる【蛍】

ほたる‐び【蛍火】🔗🔉

ほたる‐び蛍火】 ①夜間、蛍の放つ光。けいか。〈[季]夏〉。神代紀「―の光かかやく神」 ②埋火うずみびの小さく残ったもの。 ⇒ほたる【蛍】

ほたる‐ぶくろ【蛍袋・山小菜】🔗🔉

ほたる‐ぶくろ蛍袋・山小菜】 キキョウ科の多年草。原野・路傍などに自生し、高さ30〜50センチメートル。夏、茎頂に淡紫色の大きな鐘形花を数個下垂、そのさまが提灯(火垂る)に似る。山地のものは紅紫色をおびる。若芽は食用。花筒に蛍を入れるというのは俗説。〈[季]夏〉 ほたるぶくろ ホタルブクロ 撮影:関戸 勇 ⇒ほたる【蛍】

ほたる‐ぶね【蛍船】🔗🔉

ほたる‐ぶね蛍船】 蛍狩に行く人の乗る船。 ⇒ほたる【蛍】

ほ‐たれ【穂垂】🔗🔉

ほ‐たれ穂垂】 正月の削掛けずりかけ。〈[季]新年〉 ⇒ほたれ‐くび【穂垂首】 ⇒ほたれ‐ひき【穂垂ひき】 ⇒ほたれ‐ぼし【穂垂星】

広辞苑 ページ 18153