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ほっけげんき【法華験記】🔗⭐🔉
ほっけげんき【法華験記】
天台宗の鎮源ちんげんの撰。3巻。長久(1040〜1044)年間成る。中国宋代の義寂の著した同名書を範として編纂した、日本の法華経霊験譚を集めた説話集。大日本国法華経験記。本朝法華験記。
ほっけげんぎ【法華玄義】🔗⭐🔉
ほっけげんぎ【法華玄義】
仏書。隋の智顗ちぎの講述を灌頂かんじょうが筆録。10巻。天台三大部の一つ。妙法蓮華経の経典題目の奥深い趣旨を、名・体・宗・用・教の五つの視点から説いたもの。玄義。妙法蓮華経玄義。
ほっけ‐ざんまい【法華三昧】🔗⭐🔉
ほっけ‐ざんまい【法華三昧】
天台宗で、法華経・観普賢経により中道実相の理を観ずること。これを修する法会を法華三昧会という。
⇒ほっ‐け【法華】
ほっけ‐じ【法華寺】🔗⭐🔉
ほっけ‐じ【法華寺】
奈良市にある真言律宗の尼門跡。741年(天平13)頃、光明皇后が大和国分尼寺として父藤原不比等の家を喜捨創建したと伝える。総国分尼寺でもあった。現在の本堂は1601年(慶長6)豊臣秀頼の再建。本尊十一面観世音立像は平安初期の優作。法華滅罪之寺。氷室ひむろ御所。
ほっけ‐しちゆ【法華七喩】🔗⭐🔉
ほっけ‐しちゆ【法華七喩】
法華経に説かれる七つの譬喩ひゆ。火宅喩(譬喩品)、窮子ぐうじ喩(信解品)、薬草喩(薬草喩品)、化城けじょう喩(化城喩品)、衣珠喩(受記品)、髻珠けいしゅ喩(安楽行品)、医子喩(寿量品)。
⇒ほっ‐け【法華】
ほっけ‐じっこう【法華十講】‥カウ🔗⭐🔉
ほっけ‐じっこう【法華十講】‥カウ
法華経8巻を8座とし、その開経「無量義経」と結経「観普賢経」とを各1座とし、合わせて10座に講ずること。1日に朝夕の2座講じ、5日にわたって講ずる。十座。
⇒ほっ‐け【法華】
広辞苑 ページ 18171。