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ほとけ‐の‐としこし【仏の年越し】🔗🔉

ほとけ‐の‐としこし仏の年越し】 (中国・四国地方で)正月になって初めて墓詣でをする日。先祖正月。〈[季]新年〉。→仏の正月⇒ほとけ【仏】 ○仏の光より金の光ほとけのひかりよりかねのひかり 人の心が、何よりも金に動かされやすいことのたとえ。 ⇒ほとけ【仏】 ○仏の目を抜くほとけのめをぬく (利欲のために仏像の玉眼を抜き取る意)利欲のために神仏をあざむくことにいう。世間胸算用5「いづ方の道場にも人ぎれもなく―こともなり難し」 ⇒ほとけ【仏】

ほとけ‐まいり【仏参り】‥マヰリ🔗🔉

ほとけ‐まいり仏参り‥マヰリ 仏に参詣すること。仏参。寺参り。墓参り。 ⇒ほとけ【仏】

ほとけ‐まぶり【仏守り】🔗🔉

ほとけ‐まぶり仏守り】 (マブリはマモリの訛) ①(関東地方で)死者の通夜つや。 ②(東北地方で、将来先祖の祭祀を行うからいう)長男の嫁。 ⇒ほとけ【仏】 ○仏も昔は凡夫なりほとけもむかしはぼんぶなり 仏ももとは凡夫であったのだから、何人も修行を積めば仏となることができる。平家物語1「―我等も終ついには仏なり」 ⇒ほとけ【仏】

ほど・ける【解ける】🔗🔉

ほど・ける解ける】 〔自下一〕[文]ほど・く(下二) ①結び目、縫い目がとけて離れる。とける。浄瑠璃、女殺油地獄「尻の―・けた銭ざし、籠で水汲む如く跡から抜け」。「帯が―・ける」 ②迷いや疑いが晴れる。理解できる。わらんべ草4「物の理を知りて、心に分別すれば、疑ひ―・くる也」 ③気持が和らぐ。うちとける。「緊張が―・ける」

広辞苑 ページ 18206