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ほとけ【仏】🔗🔉

ほとけ】 (「仏ぶつ」の転「ほと」に「け」を付したもの、また、「浮屠ふと家」「熱気ほとおりけ」「缶ほとぎ」など、語源に諸説がある) ①〔仏〕 ㋐悟りを得た者。仏陀ぶっだ。仏足石歌「釈迦の御跡いはに写しおき敬ひて後の―に譲りまつらむ」 ㋑釈迦牟尼仏しゃかむにぶつ。 ②仏像。また、仏の名号。欽明紀「丈六の―を造り奉る」。源氏物語夕顔「七日七日に―書かせても、たがためとか心の内も思はむ」 ③仏法ぶっぽう。源氏物語御法「女の御おきてにては、いたり深く、―の道にさへ通ひ給ひける」 ④死者またはその霊。浄瑠璃、薩摩歌「こな様の孝行は―への奉公」 ⑤仏事を営むこと。栄華物語本雫「―にいとよき日なり」 ⑥ほとけのように慈悲心の厚い人。転じて、お人よし。誹風柳多留「町内の―とらへて猿田彦」 ⑦大切に思う人。→あがほとけ⇒ほとけ‐いし【仏石】 ⇒ほとけ‐いじり【仏弄り】 ⇒ほとけ‐おろし【仏降ろし】 ⇒ほとけ‐がお【仏顔】 ⇒ほとけ‐がき【仏掻き】 ⇒ほとけ‐ぎ【仏気】 ⇒ほとけ‐ぐち【仏口】 ⇒ほとけ‐ごころ【仏心】 ⇒ほとけ‐しょう【仏性】 ⇒ほとけ‐だおし【仏倒し】 ⇒ほとけ‐づくり【仏作り】 ⇒ほとけ‐なぶり【仏嬲り】 ⇒ほとけ‐の‐かがみ【仏の鏡】 ⇒ほとけ‐の‐ごき【仏の御器】 ⇒ほとけ‐の‐ざ【仏の座】 ⇒ほとけ‐の‐しょうがつ【仏の正月】 ⇒ほとけ‐の‐としこし【仏の年越し】 ⇒ほとけ‐まいり【仏参り】 ⇒ほとけ‐まぶり【仏守り】 ⇒仏作って魂入れず ⇒仏の顔も三度 ⇒仏の光より金の光 ⇒仏の目を抜く ⇒仏も昔は凡夫なり

広辞苑 ページ 18203 での単語。