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ほねっ‐ぽ・い【骨っぽい】🔗🔉

ほねっ‐ぽ・い骨っぽい】 〔形〕 ①魚などの骨が多い。また、やせて骨ばっている。 ②気骨きこつがある。しっかりしている。誹風柳多留2「役人の―・いのは猪牙ちょきに乗せ」 ○骨と皮ほねとかわ 甚だしくやせたさまの形容。「―ばかりになる」 ⇒ほね【骨】

ほね‐なし【骨無し】🔗🔉

ほね‐なし骨無し】 ①脊髄などの萎えた病人。 ②人の、気骨・主義・節操などのないこと。また、その人。 ⇒骨無しの腕ずんばい ○骨無しの腕ずんばいほねなしのうでずんばい (「ずんばい」は、つぶてを振る遊び)力のない者が能力以上のふるまいをすること。 ⇒ほね‐なし【骨無し】 ○骨に刻むほねにきざむ [後漢書鄧騭伝]深く心に印して忘れない。肝に銘ずる。「その言葉、骨に刻みます」 ⇒ほね【骨】 ○骨に沁みるほねにしみる 心に強く感じる。骨に徹する。骨に徹とおる。「―忠告」 ⇒ほね【骨】 ○骨に徹するほねにてっする (→)「骨にしみる」に同じ。 ⇒ほね【骨】

ほね‐ぬき【骨抜き】🔗🔉

ほね‐ぬき骨抜き】 ①魚・鳥などの料理で、その骨を抜き去ること。また、抜き去った肉。 ②人を、気骨・志操のない状態にすること。また、計画などの主要な部分を取り去って内容の乏しいものにすること。「法案を―にする」 ○骨の髄までほねのずいまで 体の奥の奥まで。転じて、徹底したさま。とことん。「―冷え込む」 ⇒ほね【骨】

ほね‐ばなれ【骨離れ】🔗🔉

ほね‐ばなれ骨離れ】 骨と肉とがはなれること。また、そのぐあい。「―の良い魚」

ほね‐ば・る【骨張る】🔗🔉

ほね‐ば・る骨張る】 〔自五〕 ①皮膚の下で骨がいかにもごつごつ角ばっている。「―・った手」 ②意地をはる。がんばる。無名抄「身を立てんと―・るべきなり」

ほね‐ひしお【骨醤】‥ヒシホ🔗🔉

ほね‐ひしお骨醤‥ヒシホ 骨と肉とを切りまぜた、ししびしお。〈新撰字鏡12

広辞苑 ページ 18220