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うち‐きん【打金】🔗🔉

うち‐きん打金】 価格のちがう二つの品を引き替える時、不足の分を補う金銭。

うち‐ぐ・す【打ち具す】🔗🔉

うち‐ぐ・す打ち具す】 〔自他サ変〕 「具す」を強めていう語。 ①そろっている。ついている。源氏物語桐壺「親―・し…世の覚え花やかなる御方々にも劣らず」 ②連れる。伴う。平家物語3「子息江左衛門家成―・して」

うち‐くず・す【打ち崩す】‥クヅス🔗🔉

うち‐くず・す打ち崩す‥クヅス 〔他五〕 ①考えや防御などを成り立たなくさせる。「相手の論拠を―・す」 ②野球で、安打を続けて相手の投手を降板させる。

うち‐くだ・く【打ち砕く】🔗🔉

うち‐くだ・く打ち砕く】 〔他五〕 打って粉々にする。今昔物語集31「大きなる鉄鎚を以て―・きければ」。「夢を―・く」

うちくち‐ぶり🔗🔉

うちくち‐ぶり 「をちこちぶり(遠近触)」の転で、磯のあちこちに波が触れながら寄せる意という。万葉集17「馬並めて―の白波の荒磯ありそに寄する」

うち‐くつろ・ぐ【打ち寛ぐ】🔗🔉

うち‐くつろ・ぐ打ち寛ぐ】 〔自五〕 「くつろぐ」を強めていう語。

うち‐くび【打首】🔗🔉

うち‐くび打首】 刑罰として罪人の首を切ること。斬罪ざんざい

うち‐ぐもり【内曇り】🔗🔉

うち‐ぐもり内曇り】 ①上下に雲形くもがたをすき出した鳥の子紙。短冊や色紙に用いる。普通は上が青で、下が紫。凶事には上下の色が逆のものを用いる。雲紙くもがみ。打曇り。 ②京都市右京区鳴滝産の砥石といし。卵色に紫の模様があり、刀剣を研ぐ。これにかけると刀は初めて地鉄刃文はもんがはっきりしてくる。鳴滝砥。 ③内側に黒い三つ星の文様のある土器かわらけの杯。

うち‐くら【内蔵】🔗🔉

うち‐くら内蔵】 ①斎蔵いみくら・大蔵とともに大和政権の三蔵の一つ。伝説では、履中天皇のとき斎蔵の傍に建てて官物を収納した。(古語拾遺) うちつくら。 ②律令制官司の一つ。宮中の御料を収納する。内蔵寮くらりょうの倉庫。うちのくら。くら。 ③(ウチグラとよむ)庭蔵に対して、母屋に接して建ててある蔵。内庫。浄瑠璃、冥途飛脚「白銀しろがねは―へ、金子きんすは戸棚へ」 ④金を引き出せる相手。かねづる。浮世草子、好色盛衰記「客の中での―と存ずる方から」

広辞苑 ページ 1826