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ぼん‐だな【盆棚】🔗🔉

ぼん‐だな盆棚】 7月の魂祭に作る棚。新盆の時だけ吊る地方もあるが、もともとは正月の恵方えほう棚と対比すべきものと思われる。しょうりょうだな。〈[季]秋〉

ほんだ‐まげ【本多髷】🔗🔉

ほんだ‐まげ本多髷】 ①初め本多忠勝家中から流行した成年男子の髪型。文金風より出て、髷を7分を前、3分を後ろに分け、髻もとどりを細く高く巻いたもの。江戸中期、明和・安永頃再び流行。金魚本多・兄様本多・団七本多・疫病本多・大坂本多などの種類を生じて、通をきそった。ほんだわげ。浄瑠璃、伽羅先代萩「夫者それしゃと見へる本田わげ」 本多髷 ②女髷。島田髷の髷尻を高くしたもの。遊女などの髪型。 ⇒ほん‐だ【本多・本田】

ほんだ‐まさずみ【本多正純】🔗🔉

ほんだ‐まさずみ本多正純】 江戸初期の譜代大名。徳川家康の側近。上野介。正信の子。功によって宇都宮藩主となる。1622年(元和8)将軍秀忠の勘気をうけて改易され、出羽由利のち横手に配流。(1565〜1637)→宇都宮騒動⇒ほんだ【本多】

ほんだ‐まさのぶ【本多正信】🔗🔉

ほんだ‐まさのぶ本多正信】 江戸初期の年寄(老中)。徳川家康の謀臣。三河の人。佐渡守。機密に参与。「本佐録」はその著とされるが仮託。(1538〜1616) ⇒ほんだ【本多】

ほん‐だれ【本垂】🔗🔉

ほん‐だれ本垂(→)掻垂かいだれに同じ。

ぽんたろう【ぽん太郎】‥ラウ🔗🔉

ぽんたろうぽん太郎‥ラウ まぬけ。ぼんやり者。

ほん‐だわら【馬尾藻・神馬藻】‥ダハラ🔗🔉

ほん‐だわら馬尾藻・神馬藻‥ダハラ 海産の褐藻。ヒバマタ目ホンダワラ科の一種。長さ3メートルに達し、質は柔軟で、葉は披針形、浅い切れ込みがある。別に楕円形または倒卵形の気胞を有し、海表を浮いて流れ藻となる。古来、新年の飾物、食用、肥料として用い、また焼いて加里カリを採る。ホンダワラ属は国内で約60種が知られ、それらをモクと総称。ホダワラ。ナノリソ。タワラモク。ジンバソウ。浜藻。〈[季]新年〉

ほん‐たん【奔湍】🔗🔉

ほん‐たん奔湍】 はやせ。急流。

広辞苑 ページ 18314