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磨崖仏・摩崖仏】🔗🔉

磨崖仏・摩崖仏】 自然の崖面や巨石に彫刻した仏像。スリランカ・パキスタン・中国に多いが、日本では大分県の臼杵うすきや栃木県の大谷おおやのものが有名。 ⇒ま‐がい【磨崖・摩崖】 まがい‐みち

紛い道】マガヒ‥🔗🔉

紛い道マガヒ‥ まぎらわしい道。浄瑠璃、本朝三国志「藪垣・生垣・―」 ⇒まがい【紛い・擬い】 ○紛いも無いまがいもない 取り違えたり見間違えたりすることがない。まぎれもない。正真正銘である。狂言、横座「いらえた成らばそなたの牛に―に依て」。「―一級品」 ⇒まがい【紛い・擬い】 まがい‐もの

擬い物】マガヒ‥🔗🔉

擬い物マガヒ‥ 似せてつくった物。にせもの。「―をつかまされる」 ⇒まがい【紛い・擬い】 まが・う

紛う】マガフ🔗🔉

紛うマガフ 〔自五〕 ①入りみだれる。まざって区別がつかなくなる。万葉集19「もののふの八十やそ少女らが汲み―・ふ寺井の上の堅香子かたかごの花」。源氏物語野分「人の繁く―・へば、何のあやめも見えぬ程に、いと心もとなし」 ②見分けにくいほどによく似ている。まちがえる。まごう。源氏物語須磨「雁のつらねて鳴く声、楫のおとに―・へるをうち眺め給ひて」。平家物語6「少しも―・ふべうもなき小督こごうの殿の爪音なり」。「―・うかたなく」「雪にも―・う白い肌」 ③見誤ってわからなくなる。古今和歌集「桜花散りかひ曇れ老らくの来むといふなる道―・ふがに」 まが・える

紛える】マガヘル🔗🔉

紛えるマガヘル 〔他下一〕[文]まが・ふ(下二) ①入りまじって区別をつけられない。栄華物語本雫「花は雪雪は花にぞ―・へつる鶯だにもなかぬ春にて」 ②見まちがえる。見うしなう。万葉集8「我が丘に盛りに咲ける梅の花残れる雪を―・へつるかも」。源氏物語花宴「世に知らぬ心地こそすれ有明の月のゆくへを空に―・へて」 まかえん

摩訶衍】🔗🔉

摩訶衍】 〔仏〕(梵語mahāyāna)大乗だいじょうのこと。 マカオ

広辞苑 ページ 18400