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ま‐ざい【万歳】🔗🔉

ま‐ざい万歳】 (マンザイのンを表記しない形) ⇒まんざい。源氏物語若菜下「――と榊葉を取りかへしつつ祝ひきこゆる御代の末」 ⇒まざい‐らく【万歳楽】

まさ・う【坐さふ】マサフ🔗🔉

まさ・う坐さふマサフ 〔自四〕 (マス(坐)に接尾語フの付いた語)おいでになる。いらっしゃる。後撰和歌集「けふそくをおさへて―・へ万世に花の盛りを心しづかに」

ま‐さお【真青】‥サヲ🔗🔉

ま‐さお真青‥サヲ 真に青いこと。まっさお。発心集「此の人色―になりて」

まさおか【正岡】‥ヲカ🔗🔉

まさおか正岡‥ヲカ 姓氏の一つ。 ⇒まさおか‐しき【正岡子規】

まさおか【政岡】‥ヲカ🔗🔉

まさおか政岡‥ヲカ ①歌舞伎「伽羅先代萩めいぼくせんだいはぎ」で、わが子を犠牲に御家安泰をはかる乳母。「実録先代萩」では浅岡。モデルは伊達綱宗の側室三沢初子だという。 ②文化(1804〜1818)頃に行われた女髷。勝山かつやまを割って中に笄こうがいを通したもの。

まさおか‐しき【正岡子規】‥ヲカ‥🔗🔉

まさおか‐しき正岡子規‥ヲカ‥ 俳人・歌人。名は常規つねのり。別号は獺祭だっさい書屋主人、竹の里人。伊予(愛媛県)生れ。日本新聞社に入り、俳諧を研究。雑誌「ホトトギス」に拠って写生俳句・写生文を首唱、また歌論「歌よみに与ふる書」を発表して短歌革新を試み、新体詩・小説にも筆を染めた。その俳句を日本派、和歌を根岸派という。歌集「竹の里歌」、随筆「病牀六尺」、日記「仰臥漫録」など。(1867〜1902)→アララギ 正岡子規 提供:毎日新聞社 →作品:『歌よみに与ふる書』 →作品:『病牀六尺』 →作品:『墨汁一滴』 ⇒まさおか【正岡】

まさ‐か🔗🔉

まさ‐か [一]〔名〕 ①目前の時。まのあたり。目のまえ。現在。現実。万葉集14「将来おくをな兼ねそ―し善かば」 ②物事が目の前に迫っていること。緊急。浮世草子、忠孝永代記「これ血気の勇にして、しかも―の役に立たず」。「―の場合」 [二]〔副〕 ①(下に打消・反語などの語を伴って予期しない仮定を表す)よもや。いくらなんでも。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「是でなければ―人は斬れぬ」。「―負けるとは思わなかった」 ②まさしく。本当に。はっきりと。南総里見八犬伝75「深さ六七尺に過ぎざれば、なきがら―に見えてけり」 ⇒まさかの時

広辞苑 ページ 18467