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まじり‐け【雑り気】🔗🔉

まじり‐け雑り気】 他の物がまじっていること。「―のない椿油」 ⇒まじり【交り・混り・雑り】

まじり‐げ【雑り毛】🔗🔉

まじり‐げ雑り毛】 種々の毛のまじること。また、そのもの。 ⇒まじり【交り・混り・雑り】

まじり‐た・つ【交り立つ】🔗🔉

まじり‐た・つ交り立つ】 〔自四〕 参加する。増鏡「軍に―・つ人々」

まじり‐だね【雑り種】🔗🔉

まじり‐だね雑り種】 種類の異なる種のまじっていること。また、そのもの。ざっしゅ。あいのこ。 ⇒まじり【交り・混り・雑り】

まじり‐まじり🔗🔉

まじり‐まじり 眠れないでいるさま。まじまじ。狂言、骨皮「馬やの隅に菰をきせて寝させて置きましたれば、―と致いておりまする」

まじり‐みせ【交見世】🔗🔉

まじり‐みせ交見世】 江戸時代、新吉原で大籬おおまがきに次ぐ妓楼の階級の称。店の構えが小さく、揚代1分以上の女郎のほかに2朱の女郎をも置いたのでその名がある。半籬はんまがき⇒まじり【交り・混り・雑り】

まじり‐もの【雑り物】🔗🔉

まじり‐もの雑り物】 まじっている物。混入物。 ⇒まじり【交り・混り・雑り】

まじ・る【交じる・混じる・雑じる】🔗🔉

まじ・る交じる・混じる・雑じる】 〔自五〕 異質のものが加わっていて、周囲に同化することなく存在する意。 ①他のものが一緒に入る。まざる。混こんじる。万葉集14「おもしろき野をばな焼きそ古草に新草―・り生ひば生ふるがに」。源氏物語帚木「人のけはひもけざやかにけたかく、乱れたる所―・らず」。天草本伊曾保物語「或る烏…石灰を身に塗つて、鳩に―・つて餌を食くろうたところで」。「白髪が―・る」 ②分け入る。はいる。源氏物語夕顔「殊更めきたる指貫の裾露けげに、花の中に―・りて、朝顔折りてまゐる程など」 ③人の多くいる所に行く。世に出る。交際する。源氏物語少女「ともかくも人に―・る折なければ恨み給ふべき事侍らじとなむ思ひ給ふる」。古今和歌集哀傷「諒闇になりにければさらに世にも―・らずして」 ◇「交」は、別のものが入り組んで一体化するが、元の要素が判別できる場合に、「混」は、2種以上のものが溶け合って個々には判別しにくい場合に使うことが多い。「雑」は、多種のものが雑然と一緒になる、純粋さを失うなどの場合に使われる。

広辞苑 ページ 18488