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まひせい‐ちほう【麻痺性痴呆】🔗🔉

まひせい‐ちほう麻痺性痴呆】 精神病の一種。梅毒により脳実質が冒されることに原因し、梅毒第4期(感染後10〜20年)に発する。記憶力・判断力の減退、手指振顫しんせん・言語障害・妄想・双極性障害(躁鬱病)様症状などを起こし、さらに進行すれば身体は衰弱して全くの痴呆状に陥る。野口英世が初めて梅毒との関係を実証した。進行麻痺。

ま‐ひと【真人】🔗🔉

ま‐ひと真人】 姓かばねの一種。684年の八色姓やくさのかばねの第1位。初め継体以後の諸天皇を祖とする公きみ姓の豪族13氏に、のち皇族が臣籍降下の際に与えられた。まうと。まっと。天武紀「当麻たぎまの―広麻呂卒りぬ」

ま‐ひとごと【真他言】🔗🔉

ま‐ひとごと真他言】 (マは接頭語)まったくの他人のうわさ。万葉集14「―思ほすなもろわが思ほのすも」

ま‐びょうし【間拍子】‥ビヤウ‥🔗🔉

ま‐びょうし間拍子‥ビヤウ‥ ①音楽のリズム。 ②時のはずみ。おり。しお。歌舞伎、与話情浮名横櫛「その時には此方も相応に―がよかつたから」

ま‐ひら【真平】🔗🔉

ま‐ひら真平】 [一]〔名〕 ①まったく平たいさま。今昔物語集24「蝦蟆かえるは―に…死にたりける」 ②まったく平凡であるさま。 [二]〔副〕 ひらに。ひたすら。まっぴら。

ま‐ひる【真昼】🔗🔉

ま‐ひる真昼】 昼の最中。昼のさかり。ひるひなか。まひるま。白昼。

ま‐びろ・く【真広く】🔗🔉

ま‐びろ・く真広く】 〔他下二〕 衣服をはだけて着る。取り乱した姿をする。宇津保物語蔵開上「指貫・直衣などをひきさげて、―・けて出できたり」

ま‐ひろげ‐すがた【真広げ姿】🔗🔉

ま‐ひろげ‐すがた真広げ姿】 しどけない姿。くつろいだ姿。枕草子191「―もをかしう見ゆ」

ま‐ひろ・し【真広し】🔗🔉

ま‐ひろ・し真広し】 〔形ク〕 (マは接頭語)広い。神楽歌、酒殿「酒殿は広し―・し」

ま‐ひわ【真鶸】‥ヒハ🔗🔉

ま‐ひわ真鶸‥ヒハ スズメ目アトリ科の鳥。スズメよりやや小さい。翼と尾羽とは黒褐色で、黄斑がある。雄は頭頂黒色、背は暗黄緑色で黒色縦斑があり、下面は黄色。雌は下面が白っぽい。日本には主に冬鳥として多数渡来。ヒワ。カラヒワ。 マヒワ 撮影:小宮輝之

広辞苑 ページ 18613