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まよい‐ぼし【迷い星】マヨヒ‥🔗🔉

まよい‐ぼし迷い星マヨヒ‥ 惑星のこと。 ⇒まよい【迷い・紕】

まよ・う【迷う・紕う】マヨフ🔗🔉

まよ・う迷う・紕うマヨフ 〔自五〕 布の織目がゆるんで薄くなり、糸が片寄るのが原義。転じて、ものごとの整理がつかなくなる意。後に「まどう(惑)」と混同。 ①布の糸が乱れて片寄る。万葉集14「風の音の遠きわぎもが着せし衣袂のくだり―・ひ来にけり」 ②ものがもつれからむ。乱れる。源氏物語総角「髪はけづることもし給はで、程へぬれど―・ふ筋なくうちやられて」。源氏物語玉鬘「まかで参る車多く―・ふ」 ③あちこちへ移り動く。入り乱れる。源氏物語野分「風さわぎ村雲―・ふ夕にも忘るる間なく忘られぬ君」 ④道が分からなくてうろうろする。源氏物語須磨「いづかたの雲路に我も―・ひなむ月の見るらむこともはづかし」。「山で―・った」 ⑤入りまじって見分けがつかなくなる。まぎれる。新古今和歌集「霜を待つ籬の菊の宵の間におき―・ふ色は山の端の月」 ⑥心が定まらず、途方にくれる。決断がにぶる。心がぐらつく。源氏物語東屋「しめゆひし小萩がうへも―・はぬにいかなる露にうつる下葉ぞ」。狂言、布施無経ふせないきょう「愚僧は―・うた」。「身のふりかたに―・う」 ⑦死人の霊が妄執もうしゅうのために成仏できない。謡曲、八島「―・ひけるぞや、生死しょうじの海山を離れやらで帰る八島の恨めしや」 ⑧誘惑されて、判断力を失う。「女に―・う」「金に―・う」 ⑨(「まどう(償)」との混同によって)償う。弁償する。旧宝幢院文書「各買ひ―・はせ、還付せしめ」

まよ‐がき【眉書】🔗🔉

まよ‐がき眉書(→)「まゆがき」に同じ。古事記「―此に画き垂れ」

ま‐よけ【魔除け】🔗🔉

ま‐よけ魔除け】 魔性のものを避けるための物。まもり。護符。「―のお札」

ま‐よこ【真横】🔗🔉

ま‐よこ真横】 全くの横。前後の線と直交する横。

まよ‐こもり【繭籠り】🔗🔉

まよ‐こもり繭籠り(→)「まゆごもり」に同じ。万葉集11「たらちねの母が養ふ蚕の―」

広辞苑 ページ 18642