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まる‐ほん【丸本】🔗🔉

まる‐ほん丸本】 ①全部揃った書物。 ②義太夫節の詞章全編を1冊にまとめた版本。院本。浮世風呂3「―にては本町そだちを始めとしてあの時代の江戸浄るりにあまたあり」↔抜本ぬきほん⇒まるほん‐もの【丸本物】

まる‐ぼん【円盆・丸盆】🔗🔉

まる‐ぼん円盆・丸盆】 円形の盆。↔角盆

まるほん‐もの【丸本物】🔗🔉

まるほん‐もの丸本物】 歌舞伎脚本で、義太夫の操あやつり浄瑠璃芝居を歌舞伎化したものの称。院本物。義太夫狂言。でんでん物。 ⇒まる‐ほん【丸本】

まる‐まき【丸巻】🔗🔉

まる‐まき丸巻】 刀剣の鞘の全部を革または組糸で巻くこと。また、その巻いたもの。

まる‐まけ【丸負け】🔗🔉

まる‐まけ丸負け】 全く負けてしまうこと。

まる‐まげ【丸髷・丸曲】🔗🔉

まる‐まげ丸髷・丸曲】 ①嫁した女の髪の結い方。楕円形でやや平たい髷をつけたもの。時代により異なるが、寛政(1789〜1801)の頃より勝山風の笄髷こうがいわげが次第に幅広の髷に発展し年増の代表的髪型となった。まるわげ。夏目漱石、書簡「髪は―銀杏返抔などに結ばざる方よろしく洗髪にして御置可被成候」 丸髷 ②男の髪の結い方。本多髷の一種。

まる‐ま‐こ・い【丸まこい】🔗🔉

まる‐ま‐こ・い丸まこい】 〔形〕[文]まるまこ・し(ク) ①まるまるとしている。まるまっこい。浮世草子、好色万金丹「白い―・い銀かねがようござります」 ②完全である。浮世草子、椀久二世の物語「―・き虚うつけなれば」

まる‐まっ‐ち・い【丸まっちい】🔗🔉

まる‐まっ‐ち・い丸まっちい】 〔形〕 (マルマルシイの転)丸々としたさまである。

まる‐まど【丸窓・円窓】🔗🔉

まる‐まど丸窓・円窓】 輪郭の円い窓。

マルマラ‐かい【マルマラ海】🔗🔉

マルマラ‐かいマルマラ海】 (Sea of Marmara)バルカン半島と小アジア半島との間にある海。エーゲ海とはダーダネルズ海峡、黒海とはボスポラス海峡で通ずる。

まる‐まる【丸丸】🔗🔉

まる‐まる丸丸】 [一]〔名〕 ①補助記号で、欠字のしるしとして圏点を二つ以上連ね記したもの。また、二重の圏点。 ②ある事物を伏せていう時の隠語。 ③銭の隠語。 ④(女房詞)だんご。 [二]〔副〕 ①全く。すべて。すっかり。「―損をした」 ②肥え太っているさま。

広辞苑 ページ 18672