複数辞典一括検索+

まろ‐かせ【丸かせ】🔗🔉

まろ‐かせ丸かせ】 (動詞マロカスの連用形マロカシの転)まるめたもの。かたまり。浄瑠璃、嫗山姥こもちやまうば「切り口より焔の―女房が口に入れば」

まろ‐がなえ【円鼎】‥ガナヘ🔗🔉

まろ‐がなえ円鼎‥ガナヘ 底の円い鼎。釜。〈倭名類聚鈔16

まろが・る【丸がる・円がる】🔗🔉

まろが・る丸がる・円がる】 〔自下二〕 (古くは清音) ①物がまるく凝り固まる。まるくなる。神代紀「天地あめつちまろかれ成る時に」 ②固まりあう。一つになる。源氏物語夕霧「御額髪の濡れ―・れたる」

まろがれ‐あ・う【円がれ合ふ】‥アフ🔗🔉

まろがれ‐あ・う円がれ合ふ‥アフ 〔自四〕 互いに寄り集まって丸くなる。ひとところに集まりあう。狭衣物語1「一つに―・ひたる程に」

まろき‐ばし【丸木橋】🔗🔉

まろき‐ばし丸木橋(→)「まるきばし」に同じ。平家物語9「わが恋は細谷川の―」 ⇒まろ‐き【丸木】

ま‐ろく【真陸】🔗🔉

ま‐ろく真陸(→)「まんろく」に同じ。

まろ・ぐ【円ぐ・丸ぐ】🔗🔉

まろ・ぐ円ぐ・丸ぐ】 〔他下二〕 まるめる。ひとまとめにする。まとめる。宇治拾遺物語2「これを薄に打つに、七八千枚に打ちつ。これを―・げて」

まろ‐くら【丸倉】🔗🔉

まろ‐くら丸倉】 こめぐら。〈倭名類聚鈔10

まろ‐どの【丸殿】🔗🔉

まろ‐どの丸殿】 「木の丸殿」の略。源氏物語東屋「かかる蓬の―にならひ給はぬ心ち」

マロニエ【marronnier フランス】🔗🔉

マロニエmarronnier フランス】 トチノキ科の落葉高木。高さ30メートル、周囲6メートルに達するものがある。葉は長柄で掌状複葉。初夏、白色で緑条および紅暈のある花を穂状につけ、果実は澱粉質に富む球形の蒴果さくかで、トチノキの実に似るが、とげがある。地中海沿岸の原産で、イタリア・フランスなどで、また近年、日本でも街路樹として栽培。セイヨウトチノキ。ウマグリ。オオグリ。 マロニエ

広辞苑 ページ 18680