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みだれ‐ごこち【乱れ心地】🔗🔉

みだれ‐ごこち乱れ心地(→)「みだりごこち」に同じ。顕輔集「―まさりて」 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ごころ【乱れ心】🔗🔉

みだれ‐ごころ乱れ心】 思い煩う心。煩悶。 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ごと【乱れ言・漫言】🔗🔉

みだれ‐ごと乱れ言・漫言】 むやみにしゃべることば。また、いい加減なことば。ざれごと。冗談。みだりごと。源氏物語真木柱「えおぼすさまなる―もうち出でさせ給はで」 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ごと【乱れ事】🔗🔉

みだれ‐ごと乱れ事】 ①入り乱れて騒がしいこと。源氏物語若菜上「静かならぬ―」 ②みだりがわしいこと。 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ざけ【乱れ酒】🔗🔉

みだれ‐ざけ乱れ酒】 酒盃の献酬の順序などかまわずに酒を飲むこと。好色一代男7「ことすぎて跡はやつして―」 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐すがた【乱れ姿】🔗🔉

みだれ‐すがた乱れ姿】 とりみだした姿。しまりのない姿。男色大鑑「心にも染まぬ―となり」 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ずみ【乱れ墨】🔗🔉

みだれ‐ずみ乱れ墨】 乱れたまゆずみ。 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐と・ぶ【乱れ飛ぶ】🔗🔉

みだれ‐と・ぶ乱れ飛ぶ】 〔自五〕 入り乱れて飛びかう。「座布団が―・ぶ」「うわさが―・ぶ」

みだれ‐どり【乱れ鳥】🔗🔉

みだれ‐どり乱れ鳥】 一番鶏どり・二番鶏などが過ぎて後、鶏が入り乱れて時を作ること。狂言、鶏流「遠方へお出なさるるならば、一番鶏が鳴いてからおこしらへなされ、―がなく時分にお出がようござりませう」 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ば【乱れ刃】🔗🔉

みだれ‐ば乱れ刃】 日本刀の刃文はもんで、まっすぐにならず、いろいろな形を描くもの。↔直刃すぐは⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ばこ【乱れ箱】🔗🔉

みだれ‐ばこ乱れ箱】 ①梳くしけずった髪を入れる蓋のない箱。好色一代女3「うばたまの髪の落おち、―」 ②手回り品または衣類を入れる漆塗りで蓋のない浅い箱。 ⇒みだれ【乱れ】

みだれ‐ばん【乱れ版】🔗🔉

みだれ‐ばん乱れ版】 ①版面が摩滅して、絵・文字などがはっきりしない印刷物。 ②版本で、整版と活版とが入りまじっているなど、全巻の版式が一定していないもの。 ⇒みだれ【乱れ】

広辞苑 ページ 18868