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みと‐がく【水戸学】🔗🔉

みと‐がく水戸学】 江戸時代、水戸藩で興隆した学派。儒学・国学・史学・神道を基幹とした国家意識を特色とし、藩主徳川光圀の「大日本史」編纂に由来するが、特色ある学風を形成したのは寛政(1789〜1801)年間以降。藤田幽谷・会沢正志斎らが代表的人物。尊王攘夷運動に大きな影響を与えた。

み‐とが・める【見咎める】🔗🔉

み‐とが・める見咎める】 〔他下一〕[文]みとが・む(下二) ①見て咎める。見て非難し、または問い責める。源氏物語蜻蛉「人―・むばかり大きなるわざは、えし給はず」。「警官に―・められる」 ②見つける。見て気づく。古今著聞集3「左府―・めて頻りに感歎のけしきありけり」

み‐どき【見時】🔗🔉

み‐どき見時】 見るによい時期。見頃。「桜の―」

み‐どきょう【御読経】‥キヤウ🔗🔉

み‐どきょう御読経‥キヤウ ①読経の尊敬語。 ②「季の御読経」の略。枕草子84「明日、―の結願にて」

みとき‐よく【御時好く】🔗🔉

みとき‐よく御時好く】 御機嫌よく。御気色みけしきよく。宇津保物語吹上下「帝―打ち笑はせ給ひて」

み‐とく【味得】🔗🔉

み‐とく味得】 事柄の内容をよく味わって自分のものにすること。味到。

み‐と・く【見解く】🔗🔉

み‐と・く見解く】 〔他四〕 見て理解する。見てさとる。宇津保物語初秋「これが心―・き給ふ人ありや」

み‐どく【味読】🔗🔉

み‐どく味読】 内容を十分に味わって読むこと。熟読。「古典を―する」

みと‐け【水戸家】🔗🔉

みと‐け水戸家】 徳川氏三家の一つ。江戸時代に常陸を領し、徳川家康の第11子頼房を祖とする。石高28万石、綱条つなえだの時から35万石。

みと‐こうもん【水戸黄門】‥クワウ‥🔗🔉

みと‐こうもん水戸黄門‥クワウ‥ (黄門すなわち中納言であったからいう)徳川光圀みつくにの異称。

広辞苑 ページ 18907