複数辞典一括検索+

みみ‐へん【耳偏】🔗🔉

みみ‐へん耳偏】 漢字の偏の一種。「聊」「耽」などの偏の「耳」の称。

みみ‐ほり【耳掘り】🔗🔉

みみ‐ほり耳掘り】 耳の垢を取るもの。みみかき。

みみめ‐どり【耳目鳥】🔗🔉

みみめ‐どり耳目鳥】 ウグイスの異称。

みみ‐もと【耳元・耳許】🔗🔉

みみ‐もと耳元・耳許】 耳の根もと。耳のそば。「―でささやく」

みみ‐やす・し【耳易し・耳安し】🔗🔉

みみ‐やす・し耳易し・耳安し】 〔形ク〕 聞きづらくない。聞いて安らかな感じがする。宇津保物語国譲下「―・く聞き給ひて」

み‐み・ゆ【見見ゆ】🔗🔉

み‐み・ゆ見見ゆ】 〔自下二〕 見もし見られもする。あい会う。まみえる。謡曲、柏崎「などや生きてある母に姿を―・えんと思ふ心のなかるらん」

み‐みょう【微妙】‥メウ🔗🔉

み‐みょう微妙‥メウ ①何ともいえないほどすぐれていること。びみょう。今昔物語集1「―の財たからを金こがねの箱に盛り満て」 ②仏法とそれを悟る智慧の深遠ですぐれたさま。開経偈「無上甚深―の法は百千万劫にも遭い遇うこと難し」

み‐みょうと【三夫婦】‥メウト🔗🔉

み‐みょうと三夫婦‥メウト 3代続きの三夫婦がそろっていること。めでたいこととして橋の渡り初めは三夫婦にさせる。

みみ‐より【耳寄り】🔗🔉

みみ‐より耳寄り】 聞きたく思うこと。聞くに値すること。また、その事柄。狂言、宗論「いやこれは、最前からおしやる中にちと―な」。「―な話」

みみ‐わ【耳輪・耳環】🔗🔉

みみ‐わ耳輪・耳環】 耳飾りの一つ。耳たぶに垂らして飾りとする輪。イヤリング。 ○耳を疑うみみをうたがう 聞いたことが信じられない。聞き違いではないかと疑う。「彼の訃報に―」 ⇒みみ【耳】 ○耳を掩いて鐘を盗むみみをおおいてかねをぬすむ [呂氏春秋不苟論、自知](盗んだ鐘が大きいので割って持ち去ろうとして叩いたところ、大きな音がしたので自分の耳をふさいだという故事から) 自分の罪悪が人に知られないようにと思っても、すぐ知られてしまうことのたとえ。また、良心に背くことを知りつつ、あえてすることのたとえ。「耳を掩いて鈴を盗む」とも。 ⇒みみ【耳】 ○耳を貸すみみをかす 相手の話を聞いてやる。相談にのる。「ちょっとお耳を貸して下さい」 ⇒みみ【耳】 ○耳を傾けるみみをかたむける 注意して聞く。傾聴する。「虫の音に―」 ⇒みみ【耳】 ○耳を聞くみみをきく 評判などを聞く。枕草子319「人なみなみなるべき耳をも聞くべきものかはと思ひしに」 ⇒みみ【耳】 ○耳を滌ぐみみをすすぐ 世俗の栄達を避けて閑居することのたとえ。→許由きょゆう ⇒みみ【耳】 ○耳を澄ますみみをすます 聞こうと注意を集中する。「鳥のさえずりに―」 ⇒みみ【耳】 ○耳を攲てるみみをそばだてる 注意して聞きとろうと構える。耳を立てる。聞耳を立てる。「遠くの鐘の音に―」 ⇒みみ【耳】 ○耳を揃えるみみをそろえる (小判などの縁を揃えることから)金額を不足なくとり揃える。東海道中膝栗毛発端「耳を揃へて十五両、きつと間にあはせてやるぞ」 ⇒みみ【耳】 ○耳を立てるみみをたてる (→)「耳をそばだてる」に同じ。 ⇒みみ【耳】 ○耳を潰すみみをつぶす 聞いても聞かないふりをする。知っていても知らないふりをする。聞耳をつぶす。 ⇒みみ【耳】 ○耳を塞ぐみみをふさぐ しいて聞こうとしないようにする。「国民の声に―政治家」 ⇒みみ【耳】

広辞苑 ページ 18977