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む‐げん‐ほう‐よう【夢幻泡影】‥ハウヤウ🔗🔉

む‐げん‐ほう‐よう夢幻泡影‥ハウヤウ (金剛般若経に基づく)ゆめとまぼろしとあわとかげ。一切存在が実体を持たず空くうであることをたとえる。また、人生のはかないたとえ。 ⇒む‐げん【夢幻】

むこ【婿・聟・壻】🔗🔉

むこ婿・聟・壻】 娘の夫。特に、娘の夫として家に迎える男。結婚の相手としての男。〈倭名類聚鈔2〉。「―を取る」↔よめ(嫁)

む‐こ【無辜】🔗🔉

む‐こ無辜】 (「辜」は罪の意)罪のないこと。また、その人。「―の民」

むご【惨】🔗🔉

むご】 むごいこと。浄瑠璃、天神記「―やつらやなさけなや」

む‐ご【無期】🔗🔉

む‐ご無期】 ①期限のないこと。いつになるか、また、いつ終わるかわからないこと。源氏物語柏木「例は―にむかへすゑてすずろごとをさへいはせまほしうし給ふを」 ②期間の長いこと。つづけざまなこと。源氏物語宿木「今朝も―に御ここちためらひて」

むご・い【惨い・酷い】🔗🔉

むご・い惨い・酷い】 〔形〕[文]むご・し(ク) ①残酷である。無慈悲である。浄瑠璃、心中天の網島「寝物語もせうものと楽しむ間もなく、ほんに―・い、つれない」。「―・い仕打ち」 ②ひどい。甚だしい。悲惨だ。狂言、二千石じせんせき「其お手もとが―・いほど似まらした」。「現場は―・い有様だ」

むこ‐いり【婿入り】🔗🔉

むこ‐いり婿入り】 ①結婚後、夫が初めて妻の生家に行くこと。また、その儀式。 ②婿となって嫁の家(の籍)に入ること。また、その儀式。 ⇒むこいり‐こん【婿入り婚】

むこいり‐こん【婿入り婚】🔗🔉

むこいり‐こん婿入り婚】 結婚生活が妻方で行われる形態。日本では古くは村内婚であったから、日常生活は別々で婚舎だけが妻方である通い婚が普通であった。招婿しょうせい婚。 ⇒むこ‐いり【婿入り】

むこ‐いわい【婿祝い】‥イハヒ🔗🔉

むこ‐いわい婿祝い‥イハヒ 正月に、前の年に花婿となった男を祝う行事。

むこう【向こう】ムカウ🔗🔉

むこう向こうムカウ (ムカヒの音便。また、ムカフの転とも) ①向かっている正面の方。あいだにある何かを越えた先の方。前方。前面。むかい。あちらの方。「―の山」「通りの―」 ②相対する先方。相手側。「―の言い分」 ③今から先。未来。向後。「―1年」 ④(歌舞伎用語) ㋐花道の出入口にある揚幕のあるところ。 ㋑(→)向桟敷むこうさじきの略。 ⇒むこう‐あげまく【向揚幕】 ⇒むこう‐あわせ【向う合せ】 ⇒むこう‐いき【向う意気】 ⇒むこう‐いた【向板】 ⇒むこう‐がし【向う河岸】 ⇒むこう‐かぜ【向う風】 ⇒むこう‐がみ【向う髪】 ⇒むこう‐がわ【向う側】 ⇒むこう‐ぎ【向う気】 ⇒むこう‐ぎし【向う岸】 ⇒むこう‐きず【向う疵・向う傷】 ⇒むこう‐ぎり【向う切り】 ⇒むこう‐さじき【向う桟敷】 ⇒むこう‐さま【向う様】 ⇒むこう‐ざま【向う様】 ⇒むこう‐ざら【向皿】 ⇒むこうさんげん‐りょうどなり【向う三軒両隣】 ⇒むこう‐じょうめん【向う正面】 ⇒むこう‐ずね【向う脛】 ⇒むこう‐づけ【向付】 ⇒むこう‐づち【向う鎚】 ⇒むこう‐っつら【向うっ面】 ⇒むこう‐づめ【向う詰め】 ⇒むこう‐づら【向う面】 ⇒むこう‐どなり【向う隣】 ⇒むこう‐ば【向う歯】 ⇒むこう‐はちまき【向う鉢巻】 ⇒むこう‐ばらい【向う払い】 ⇒むこう‐まえ【向う前】 ⇒むこう‐みず【向う見ず】 ⇒むこう‐むき【向う向き】 ⇒むこう‐め【向う目】 ⇒むこう‐もち【向う持ち】 ⇒むこう‐やま【向う山】 ⇒むこう‐よこちょう【向う横町】 ⇒向こうに回す ⇒向こうを張る

広辞苑 ページ 19123