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うばい‐と・る【奪い取る】ウバヒ‥🔗🔉

うばい‐と・る奪い取るウバヒ‥ 〔他五〕 むりに取る。ひったくる。「ハンドバッグを―・る」「タイトルを―・る」

うば・う【奪う】ウバフ🔗🔉

うば・う奪うウバフ 〔他五〕 ①所有主の意志に反して取る。無理に取る。取り上げる。地蔵十輪経元慶点「衣鉢基業財産を奪ウハヒ」。「自由を―・う」 ②ぬすむ。掠かすめとる。万葉集5「雪の色を―・ひて咲ける梅の花」。源氏物語東屋「吾子の御懸想人を―・はむとし給ひけるが」。「金を―・う」 ③取り去る。徒然草「命を―・はん事、いかでかいたましからざらん」。「熱を―・う」 ④争って得る。獲得する。「三振を―・う」「リードを―・う」 ⑤注意・関心をもっぱらひきつける。徒然草「心、外の塵に―・はれて惑ひやすく」。「人目を―・う」

うは‐うは🔗🔉

うは‐うは 大満足で喜びや笑いが抑えられず、うわついた気持でいるさまを俗にいう。「予想外の売行きに業者は―だ」

うば‐がい【姥貝・雨波貝】‥ガヒ🔗🔉

うば‐がい姥貝・雨波貝‥ガヒ バカガイ科の二枚貝。殻はよく膨らんだ卵形、かなり大形で長さ12センチメートルに達する。鹿島灘以北の砂泥底に生息。肉は美味で、生食のほか干物にもする。北寄ほっき貝。

うばがね‐もち🔗🔉

うばがね‐もち 〔植〕イズセンリョウの別称。

うば‐が‐ふち【姥淵】🔗🔉

うば‐が‐ふち姥淵】 貴い御子を養育する姥が、落城の折などに御子とともに身を水中に投じたという伝説のある淵。全国に分布。水神信仰・母子神信仰と関連。

うば‐が‐もち【姥餅】🔗🔉

うば‐が‐もち姥餅】 (寛永(1624〜1644)の頃、江州の郷代官であった六角義賢の子孫が討ち滅ぼされ、その幼児を育てるために乳母が餅を売ったのに始まるという)あんころ餅の一種。滋賀県草津の名物。乳母が餅。

うば‐かわ【姥皮】‥カハ🔗🔉

うば‐かわ姥皮‥カハ 伝説に、それを着るときたない老女になり、脱げばもとの姿にかえるという衣。

う‐はぎ【薺蒿】🔗🔉

う‐はぎ薺蒿】 ヨメナの古名。万葉集2「野の上の―過ぎにけらずや」

うば‐ぐち【姥口】🔗🔉

うば‐ぐち姥口】 ①老女の口を結んだ形。〈日葡辞書〉 ②香炉や茶釜などで、口の周囲の盛り上がったのをいう。〈日葡辞書〉 ③物の蓋などのよく合わず開いているもの。

広辞苑 ページ 1916