複数辞典一括検索+

うば‐ざくら【姥桜】🔗🔉

うば‐ざくら姥桜】 (葉(歯)なしの桜の意からという) ①葉に先立って花を開く桜の通俗的総称。ヒガンザクラ・ウバヒガンなど。〈[季]春〉 ②娘盛りが過ぎてもなお美しさが残っている年増。女盛りの年増。浄瑠璃、賀古教信七墓廻「小町桜も老いぬれば身は百歳の―」

うば‐ざめ【姥鮫】🔗🔉

うば‐ざめ姥鮫】 ウバザメ科の海産の軟骨魚。全長8メートルに達する大形のサメ。体は紡錘形で、鰓裂さいれつは長く背部から喉の腹中線近くに達する。吻端鈍く尖り、眼は小さい。動物プランクトン・小魚を食う。世界の温帯から寒帯にかけて分布。ウバブカ。バカザメ。

ウパス【upas】🔗🔉

ウパスupas】 イラクサ科の高木。東南アジア熱帯に産する。樹皮に猛毒アンチアリンを含み、矢毒に用いる。ユーパス。イポー。

うばすて‐やま【姥捨山】🔗🔉

うばすて‐やま姥捨山】 (姨捨おばすて山の棄老伝説によるたとえ)周囲から疎外されて老後を送る所。

うばそく【優婆塞】🔗🔉

うばそく優婆塞】 〔仏〕(梵語upāsaka)在俗の男子の仏教信者。信士しんじ。清信士。源氏物語夕顔「―が行ふ道をしるべにて」↔優婆夷うばい⇒うばそく‐の‐みや【優婆塞の宮】

うばそく‐の‐みや【優婆塞の宮】🔗🔉

うばそく‐の‐みや優婆塞の宮】 源氏物語中の人物。桐壺帝の第8皇子。光源氏の異母弟。宇治に優婆塞としてわびしい老いの生活を送る。宇治の八宮はちのみや⇒うばそく【優婆塞】

うば‐たま【烏羽玉】🔗🔉

うば‐たま烏羽玉】 ①ヒオウギの種子。まるくて黒い。ぬばたま。 ②求肥ぎゅうひに餡を包んで、白砂糖をまぶした菓子。 ⇒うばたま‐の【烏羽玉の】

うばたま‐の【烏羽玉の】🔗🔉

うばたま‐の烏羽玉の】 〔枕〕 (→)「ぬばたま(射干玉)の」に同じ。古今和歌集物名「―わが黒髪やかはるらん」 ⇒うば‐たま【烏羽玉】

う‐はつ【有髪】🔗🔉

う‐はつ有髪】 ①僧形そうぎょうに対して、剃髪しないでいること。 ②有髪僧の略。 ⇒うはつ‐そう【有髪僧】 ⇒うはつ‐の‐あま【有髪の尼】

広辞苑 ページ 1917