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むちうち‐しょう【鞭打ち症】‥シヤウ🔗🔉

むちうち‐しょう鞭打ち症‥シヤウ 自動車で追突された時などに、躯幹が前に圧されるとともに頸部が衝撃的に後方に振れ、頸部の筋・靱帯・関節、時に脊髄が損傷することにより起こる症状。その振れ方が鞭の空振りに似るからいう。過伸展損傷といわれるもので、痛み・めまい・耳鳴りなどがあり、しばしば症状は慢性化する。 ⇒むち‐うち【鞭打ち】

むち‐う・つ【鞭つ・鞭打つ】🔗🔉

むち‐う・つ鞭つ・鞭打つ】 〔他五〕 ①鞭で打つ。「馬に―・つ」 ②励まし進ませる。鞭撻べんたつする。三蔵法師伝延久点「滕蘭請に応して練影に策ムチウて」。「老骨に―・つ」

むち‐かけ【鞭懸】🔗🔉

むち‐かけ鞭懸】 神明造しんめいづくりの破風はふ板から突き出した木。

む‐ちく【無畜】🔗🔉

む‐ちく無畜】 家畜を持っていないこと。「―農業」

むち‐さし【鞭差】🔗🔉

むち‐さし鞭差】 鞭を持って主人に従う馬丁。

む‐ちつじょ【無秩序】🔗🔉

む‐ちつじょ無秩序】 秩序のないこと。また、そのさま。「―に並ぶ」 ○鞭の加持むちのかじ 競馬くらべうまに勝つように神仏に祈ること。 ⇒むち【鞭・韃・策・笞】

むち‐の‐ち【無知の知】🔗🔉

むち‐の‐ち無知の知】 自分の無知を自覚することが人間に可能な最高の知であるという、プラトン「ソクラテスの弁明」が描くソクラテスの根本的考え。無知の知に至ろうとする探求が知を愛することとしての哲学とされる。→問答法

むち‐むち🔗🔉

むち‐むち 肉付きのよいさま。むっちり。狂言、鬼の継子「よう―と肥えて甘さうな」

むち‐め【鞭目】🔗🔉

むち‐め鞭目】 鞭で打ったきずあと。

むち‐も【鞭藻】🔗🔉

むち‐も鞭藻】 褐藻類ムチモ科の海藻。黄褐色から赤褐色。直立体末端に毛状の分裂組織があり乗馬用の鞭に似る。高さ20〜60センチメートル。津軽海峡・佐渡・関東・瀬戸内海などの潮下帯に生育。韓国・英国・カリフォルニア州沿岸にも分布。

むち‐もうまい【無知蒙昧】🔗🔉

むち‐もうまい無知蒙昧】 学問がなく、物事の道理にくらいこと。

むち‐もんもう【無知文盲】‥マウ🔗🔉

むち‐もんもう無知文盲‥マウ 才知や学問のないこと。愚かで文字の読めないこと。また、その人。

広辞苑 ページ 19186