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むもんかん【無門関】‥クワン🔗🔉

むもんかん無門関‥クワン 仏書。南宋の無門慧開えかい(1183〜1260)が、古来の公案48則を選び評釈した書。1巻。日本には無本覚心(1207〜1298)が伝えた。禅宗無門関。→無字

むもん‐の‐かんむり【無文冠】🔗🔉

むもん‐の‐かんむり無文冠】 無文の絹を張った冠。特に、天皇が神事などの際に用いるものにいう。 ⇒む‐もん【無文】

むもん‐の‐たち【無文太刀】🔗🔉

むもん‐の‐たち無文太刀】 柄つかや鞘が黒塗りで紋を入れず、蒔絵や装飾的な彫刻もなく、無地の藍革を帯取りとした太刀。凶事の際に身に帯びる。平家物語3「大臣葬の時用ゐる―にてぞありける」 ⇒む‐もん【無文】

む‐や【母屋】🔗🔉

む‐や母屋⇒もや

む‐や【喪屋】🔗🔉

む‐や喪屋】 (奄美諸島の喜界島で)風葬時代の墓穴。やばや。

むやい【舫・纜】ムヤヒ🔗🔉

むやい舫・纜ムヤヒ (→)「もやい」に同じ。六百番歌合「浪の上にくだる小舟の―して」 ⇒むやい‐ぶね【舫船・纜船】

むやい‐ぶね【舫船・纜船】ムヤヒ‥🔗🔉

むやい‐ぶね舫船・纜船ムヤヒ‥ (→)「もやい船」に同じ。明日香井集「彼の岸と同じ浮きよの―」 ⇒むやい【舫・纜】

むや・う【舫ふ・纜ふ】ムヤフ🔗🔉

むや・う舫ふ・纜ふムヤフ 〔他四〕 (→)「もやう」に同じ。夫木和歌抄33「水も狭に紅葉の舟を―・ひつつ錦帆にかけて風ぞ漕ぎゆく」

む‐やく【無役】🔗🔉

む‐やく無役】 ①役目のないこと。 ②課役のないこと。無税。

む‐やく【無益】🔗🔉

む‐やく無益】 役に立たないこと。むえき。宇治拾遺物語1「これを―なりと思ひ取りて」 ⇒むやく・し【無益し】

むやく・し【無益し】🔗🔉

むやく・し無益し】 〔形シク〕 ①無益なさまである。むだである。 ②口惜しい。残念である。好色一代男2「大形な機嫌取りて―・しきことも程過ぎて」 ⇒む‐やく【無益】

広辞苑 ページ 19223