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めじろ‐ほおずき【目白酸漿】‥ホホヅキ🔗⭐🔉
めじろ‐ほおずき【目白酸漿】‥ホホヅキ
ナス科の多年草。西日本や小笠原諸島で海岸付近に自生。茎は高さ60〜90センチメートルで基部は木質。よく分枝して大形卵形の葉を互生。夏から秋に、葉腋にナスに似た白花を1〜2個つける。1センチメートルほどの球形の赤い液果を結び、基部には10片の萼がくが目立つ。
⇒め‐じろ【目白】
めし‐わん【飯椀】🔗⭐🔉
めし‐わん【飯椀】
飯を盛る椀。
メス【mes オランダ】🔗⭐🔉
メス【mes オランダ】
外科手術や解剖に用いる小刀。蘭説弁惑「―、庖刀なり」
⇒メスを入れる
メス【Metz】🔗⭐🔉
メス【Metz】
フランス北東部、モーゼル川に臨む都市。鉄鋼業が盛ん。人口12万3千(1999)。ドイツ語名メッツ。
め・す【召す・見す・看す】🔗⭐🔉
め・す【召す・見す・看す】
〔他五〕
(「見る」の尊敬語)
①御覧になる。万葉集1「埴安の堤の上にあり立たし―・したまへば」
②お治めになる。万葉集1「食おす国を―・し給はむと」
③お呼び寄せになる。万葉集2「東の滝たぎの御門にさもらへど昨日も今日も―・すこともなし」。源氏物語夕顔「―・せば御こたへして起きたれば」。「神に―・される」
④お取り寄せになる。古今和歌集秋「仁和寺に菊の花―・しける時に、歌そへて奉れと仰せられければ」。源氏物語空蝉「御硯いそぎ―・して」
⑤召し出して役につかせる。お命じになる。推古紀「僧正、僧都を任めして、仍りて僧尼を検校かむがふべし」。持統紀「撰善言司よきことえらぶつかさに拝めす」。古今和歌集雑「もろこしの判官に―・されて侍りける時に」
⑥結婚の相手となさる。寵愛なさる。神代紀上「奇稲田媛を幸めさむとして乞ひたまふ」。神代紀下「皇孫因て幸めす、即ち一夜にして有娠はらみぬ」
⑦上からの命によって捕らえる。囚人とする。「めしいましむ」「めしこむ」「めしとる」など複合語として使われることが多い。今昔物語集17「すみやかに、かの不調を致す男を―・し搦めて…殺すべし」。古今著聞集12「―・しすゑていかに汝程のやつがこれ程やすくは搦められたるぞと御たづね有りければ」
⑧上からの命令で…と呼ぶ。平家物語10「よしよし力及ばず。浪方なみかたとも―・せかし」
⑨「食う」「飲む」「買う」「取る」「(腹を)切る」「着る」「(風邪を)引く」などの尊敬語。物を身に受け入れる意。万葉集8「わけがためわが手もすまに春の野に抜ける茅花つばなそ―・して肥えませ」。続詞花和歌集戯咲「女のよき、つみや―・すと売りありきけるを聞きて」。大鏡道隆「さかづき取り給ひてあまたたび―・し常よりも乱れあそばせ給ひけるさま」。平治物語「叶はぬ所にて御腹―・されん事何の義か候ふべき」。平家物語3「御行水を―・さばやと思し召すはいかがせんずる」。平家物語9「田内左衛門をば物具―・されて、伊勢三郎に預けらる」。平家物語(延慶本)「速やかに命を―・して後世を助給へ」。建礼門院右京大夫集「青色の御唐衣、蝶を色々に織りたりし―・したりし」。中華若木詩抄「花を―・せ花を―・せと誰が所へもゆけども」。浮世風呂2「お風でも―・してはお悪うございますから」。「お年を―・す」「羽織を―・す」
⑩(自動詞的に)「乗る」「(気に)入る」などの尊敬語。平家物語4「それより御輿に―・して福原へいらせおはします」。「お気に―・したのをお持ち下さい」
⑪(多く尊敬の助動詞「る」を添えた形で使われる)広く「する」の尊敬語。なさる。狂言、花子「思ふやうにはなけれども、得心を―・されて満足した」。ロドリーゲス大文典「何事を―・すぞ」
⑫主に他の尊敬語動詞の連用形に付いて厚い尊敬の意を添える。万葉集15「遠くあれば一日一夜も思はずてあるらむものと思ほし―・すな」
広辞苑 ページ 19337。