複数辞典一括検索+

もだえ【悶え】🔗🔉

もだえ悶え】 もだえること。煩悶。懊悩おうのう。「心の―」 ⇒もだえ‐じに【悶え死に】

もだえ‐じに【悶え死に】🔗🔉

もだえ‐じに悶え死に】 もだえながら死ぬこと。もんし。 ⇒もだえ【悶え】

もだ・える【悶える】🔗🔉

もだ・える悶える】 〔自下一〕[文]もだ・ゆ(下二) ①気絶する。気絶しそうになるほど苦しむ。伊呂波字類抄「悶、モダユ」「絶、モダユ」。「―・え苦しむ」 ②口に出さず、心の中に深く悩み苦しむ。平家物語9「さるにても今一度もの一ことば仰せられて聞かせさせ給へと―・え焦れけれども」。「恋に―・える」

もた・ぐ【擡ぐ】🔗🔉

もた・ぐ擡ぐ】 〔他下二〕 ⇒もたげる(下一)

もだ‐くだ🔗🔉

もだ‐くだ ①紛乱または混雑するさま。 ②煩悶するさま。

もた・げる【擡げる】🔗🔉

もた・げる擡げる】 〔他下一〕[文]もた・ぐ(下二) (モテアグの約)持ちあげる。土佐日記「舟底よりかしらを―・げて」。「鎌首を―・げる」「不安が頭を―・げる」

もだし🔗🔉

もだし 〔植〕(モタシとも)食用のきのこ、ナラタケの俗称。サワモタシ。サワモダシ。

もた・す【持たす】🔗🔉

もた・す持たす】 〔他下二〕 ⇒もたせる(下一)

もだ・す【黙す・黙止す】🔗🔉

もだ・す黙す・黙止す】 〔自他サ変〕 (四段にも活用) ①だまっている。万葉集16「恥を忍び恥を―・して事もなく」。徒然草「世の人あひあふ時しばらくも―・することなし。必ずことばあり」 ②(多く「―・しがたい」の形で)ほうって置く。そのままにして構わないで置く。徒然草「世俗の―・しがたきに従ひてこれを必ずとせば」。「君命―・しがたし」

もたせ【持たせ】🔗🔉

もたせ持たせ】 ①もたせた物。贈物。手土産。おもたせ。狂言、船渡聟「某が―ぢやほどに汝よい時分に披露してくれい」 ②もたせかけること。もたせかけるもの。「筆―」 ③女の髪の結い方。銀杏髷いちょうまげにほぼ同じで、梳すき髪の一種。上方での呼び名。 ④茸きのこの一種。木などに凭もたせかけたように生ずるもの。 ⇒もたせ‐ぶり【持たせ振り】

広辞苑 ページ 19499