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もち‐つつじ【羊躑躅】🔗🔉

もち‐つつじ羊躑躅】 ①(→)レンゲツツジの異称。〈本草和名〉 ②襲かさねの色目。表は薄色、裏は濃蘇芳。(桃華蘂葉)

もち‐つつじ【黐躑躅・餅躑躅】🔗🔉

もち‐つつじ黐躑躅・餅躑躅】 ツツジ科の常緑低木。本州中南部の丘陵に自生。高さ約2メートル。春、淡紅紫色の芳香ある漏斗状花を開く。花梗かこう・萼がくは腺毛があってねばねばする。観賞用にも栽培。ねばつつじ。〈[季]春〉 ○持ちつ持たれつもちつもたれつ 互いに助けたり助けられたりするさま。「世の中は―だ」 ⇒も・つ【持つ】

もち‐て【以て】🔗🔉

もち‐て以て】 (動詞モツ(持)の連用形に助詞テの付いたもの)…で。…によって。万葉集7「我が紐を妹が手―結八川ゆうやかわ→もって→もて

もち‐てん【持ち点】🔗🔉

もち‐てん持ち点】 競技や賭事で、各参加者が事前に持っている点数。

もち‐どし【望年】🔗🔉

もち‐どし望年】 小正月のこと。

もち‐どり【黐鳥】🔗🔉

もち‐どり黐鳥】 黐にかかった鳥。また、恩愛などにかかずらわって離れられないさまのたとえ。万葉集5「世の中はかくぞことわり―のかからはしもよ行方知らねば」

もち‐なお・す【持ち直す】‥ナホス🔗🔉

もち‐なお・す持ち直す‥ナホス 〔他五〕 ①持ちかえる。持ち改める。「鞄を―・す」 ②再び以前のような良い状態にかえる。「病状が―・す」「景気が―・す」

もち‐なか【餅中】🔗🔉

もち‐なか餅中(→)「もちあわい(餅間)」に同じ。

もち‐な・す【持ち成す】🔗🔉

もち‐な・す持ち成す】 〔他四〕 持ち扱う。処置する。好色一代女5「身をぞんざいに―・し」

もち‐なわ【黐縄】‥ナハ🔗🔉

もち‐なわ黐縄‥ナハ 鳥を捕らえるために黐を塗りつけた縄。

もち‐に【持荷】🔗🔉

もち‐に持荷】 持っている荷物。持ち運ぶ荷物。後撰和歌集「数ならぬ身を―にて吉野山高き嘆を思ひこりぬる」

もち‐にげ【持逃げ】🔗🔉

もち‐にげ持逃げ】 他人の所有物を持って逃げること。「売上金を―する」 ○餅に搗くもちにつく もてあます。処置に困る。花暦八笑人「両人ひたすらわびければ、餅に搗いたるやつかいもの」 ⇒もち【餅】

広辞苑 ページ 19511