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うみ‐ほたる【海蛍】🔗⭐🔉
うみ‐ほたる【海蛍】
カイムシ(貝虫)目の甲殻類。体長約3ミリメートル。2枚の楕円形の殻をもち、灰白色。上唇の一部から分泌する発光物質は海水に触れて青色に発光。日本の太平洋岸の海に普通。夏から秋にかけて最も多い。
うみ‐まつ【海松】🔗⭐🔉
うみ‐まつ【海松】
①海辺の松。
②ウミカラマツの別称。
③ミルの異称。土佐日記「海人あまならば―をだに引かましものを」
○海も見えぬに船用意うみもみえぬにふなようい
事を早まってすることのたとえ。浄瑠璃、日本振袖始「なんぞ今から―」
⇒うみ【海】
うみ‐やなぎ【海柳】🔗⭐🔉
うみ‐やなぎ【海柳】
〔植〕アマモ(甘藻)の別称。
うみ‐やま【海山】🔗⭐🔉
うみ‐やま【海山】
①海と山。海や山。竹取物語「―の道に心をつくし」
②恩恵などの深く高いことのたとえ。狂言、墨塗「それほどに思し召して下さるは、―忘れがたうござりますが」
うみやめ‐ぼし【危宿】🔗⭐🔉
うみやめ‐ぼし【危宿】
二十八宿の一つ。水瓶座みずがめざの東。危き。
うみ‐ゆうれい【海幽霊】‥イウ‥🔗⭐🔉
うみ‐ゆうれい【海幽霊】‥イウ‥
(→)「あやかし」1に同じ。
うみゆかば【海行かば】🔗⭐🔉
うみゆかば【海行かば】
信時潔のぶとききよしが1937年に作曲した日本歌曲。歌詞は万葉集巻18の大伴家持の長歌中の句「海行かば水み漬づく屍かばね山行かば草むす屍大君の辺へにこそ死なめ顧みはせじ」。別に、1880年(明治13)宮内省伶人れいじん東儀季芳が作曲した同名の海軍儀式歌がある。
うみ‐ゆり【海百合】🔗⭐🔉
うみ‐ゆり【海百合】
ウミユリ綱、特にウミシダ亜目を除くウミユリ目の棘皮きょくひ動物の総称。海底表面の根状部から長い柄が立ち、羽状の多く枝分れした5本の腕をもつ小さな体があり、その形は百合か菊の花を思わせる。古生代に栄え、その後は減少し、「生きた化石」といわれる。深海産。→とりのあし
広辞苑 ページ 1955。