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もも‐たらず【百足らず】🔗🔉

もも‐たらず百足らず】 〔枕〕 「やそ(八十)」「い(五十)」、転じて「い」「や」などにかかる。

もも‐だ・る【百足る】🔗🔉

もも‐だ・る百足る】 〔自四〕 (後には清音も)多く足り備わる。ももちだる。古事記「―・る槻つきが枝は」

ももたろう【桃太郎】‥ラウ🔗🔉

ももたろう桃太郎‥ラウ 昔話の一つ。桃の中から生まれた桃太郎が、犬・猿・雉きじを連れて鬼ヶ島の鬼を退治するという話。室町時代の成立で、時代色を濃く反映し、忠孝勇武の徳を謳歌する。

もも‐ち【百千】🔗🔉

もも‐ち百千】 物事の数の多いこと。今昔物語集25「―に此の奴を切り刻みたりとも」 ⇒ももち‐たび【百千度】 ⇒ももち‐どり【百千鳥】

ももち‐たび【百千度】🔗🔉

ももち‐たび百千度】 度数の甚だ多いこと。万葉集4「―恋ふといふとも」 ⇒もも‐ち【百千】

ももち‐だ・る【百千足る】🔗🔉

ももち‐だ・る百千足る】 〔自四〕 (→)「ももだる」に同じ。応神紀「―・る家庭やにわも見ゆ」

ももち‐どり【百千鳥】🔗🔉

ももち‐どり百千鳥】 ①多くの鳥。いろいろの鳥。万葉集16「榎の実もり喫む―」 ②千鳥の異称。和泉式部集「友をなみ川瀬にのみぞ立ちゐける―とは誰かいひけむ」 ③鶯うぐいすの異称。古今伝授の三鳥の一つ。〈[季]春〉。拾遺和歌集愚草「―こづたふ竹のよの程も」 ⇒もも‐ち【百千】

もも‐づ‐しま【百づ島】🔗🔉

もも‐づ‐しま百づ島】 多くの島々。万葉集14「―足柄小舟歩き多み」

もも‐づたう【百伝ふ】‥ヅタフ🔗🔉

もも‐づたう百伝ふ‥ヅタフ 〔枕〕 「い(五十)」「やそ(八十)」「ぬて(鐸)」「つぬが(角鹿)」「わたらひ(度会)」などにかかる。

もも‐つづり【百綴り】🔗🔉

もも‐つづり百綴り】 いろいろと多くつぎ合わせたこと。また、その衣。つづれのきぬ。

もも‐て【百手】🔗🔉

もも‐て百手】 ①さまざまの手段。種々の工夫。 ②射術で、矢数200隻せきをいう。矢2隻を1手とする。 ⇒ももて‐まつり【百手祭】

広辞苑 ページ 19603