複数辞典一括検索+

うめ‐もどき【梅擬き】🔗🔉

うめ‐もどき梅擬き】 モチノキ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は梅に似、雌雄異株。5〜6月頃、淡紫色の小花を開く。晩秋、紅色または白色球形の小果を結び、落葉後も残る。観賞用に庭木とし、また冬の切花とする。落霜紅。〈[季]秋〉 うめもどき ウメモドキ 撮影:関戸 勇

うめもと‐りゅう【楳茂都流】‥リウ🔗🔉

うめもと‐りゅう楳茂都流‥リウ 上方舞の一流派。江戸末期に大坂で初世楳茂都扇性せんしょう( 〜1894)が創始。

うめや‐しぶ【梅谷渋】🔗🔉

うめや‐しぶ梅谷渋】 紅梅の根を煎じて明礬みょうばんを加えた、黄色味を帯びた赤色の染汁。近世、これで染めた狩衣かりぎぬ・直垂ひたたれなどの地を木蘭地もくらんじという。

うめ‐ゆ【埋湯・填湯】🔗🔉

うめ‐ゆ埋湯・填湯】 水を加えてぬるくした湯。

うめ‐ようかん【梅羊羹】‥ヤウ‥🔗🔉

うめ‐ようかん梅羊羹‥ヤウ‥ 梅の果肉のエキスを加えて作った羊羹。水戸の名産。

う・める【埋める】🔗🔉

う・める埋める】 〔他下一〕[文]う・む(下二) ①穴や空所を満たす。また、中に入れた物の上をおおって見えなくする。うずめる。平家物語7「さばかり深き谷一つを、平家の勢七万余騎でぞ―・めたりける」。「ごみを庭に―・める」「欠員を―・める」 ②水を加えてうすめる。また、湯をぬるくする。日葡辞書「サケニミヅヲウムル」。浮世風呂「あついと言へば水を―・め、ぬるいと言へば湯を―・める」

うめわか‐き【梅若忌】🔗🔉

うめわか‐き梅若忌】 梅若丸の忌日で、陰暦3月15日。梅若塚のある隅田川畔の木母寺もくぼじで法要が修される(今は4月15日)。〈[季]春〉

うめわかまる【梅若丸】🔗🔉

うめわかまる梅若丸】 謡曲「隅田川」中の人物。吉田少将の子。人買いに誘拐されて東国に下り、隅田川畔で病死。浄瑠璃・歌舞伎の隅田川物にも登場。→梅若忌

広辞苑 ページ 1967