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やす‐の‐かわ【安の河】‥カハ🔗🔉

やす‐の‐かわ安の河‥カハ 天上にあるという川。天の安の河。また、天の河。万葉集18「―中に隔てて向かひ立ち」

やす‐の‐ごき【養の御器】🔗🔉

やす‐の‐ごき養の御器】 (「やす」は養う、「ごき」は食器の意)門松に結びつけておく、わら製の螺旋らせん形の小さい器。年男がそれに供物を入れる。御養おやす。やす。

やす‐の‐わたり【安の渡り】🔗🔉

やす‐の‐わたり安の渡り】 安の河の渡り。天の河の渡るところ。万葉集10「天の河―に船浮けて」

ヤスパース【Karl Jaspers】🔗🔉

ヤスパースKarl Jaspers】 ドイツの哲学者。初め精神医学者。「世界観の心理学」で世界観の類型論を志し、ついで実存哲学の一代表者となる。すべての存在者は包括者のうちにあるが、究極の包括者である超越者は、認識できない暗黒の根源であり、人間は愛・苦悩・死などの限界状況においてこの超越者と出合う可能性をもつが、それは超越者の送る暗号の解読によると説いた。著「現代の精神的状況」「理性と実存」「哲学」「ニーチェ」のほか、「精神病理学総論」など。(1883〜1969)

やす‐はたご【安旅籠】🔗🔉

やす‐はたご安旅籠】 ①値段の安い飲食店。 ②宿賃の安い旅人宿。やすやど。

やすはら【安原】🔗🔉

やすはら安原】 姓氏の一つ。 ⇒やすはら‐ていしつ【安原貞室】

やすはら‐ていしつ【安原貞室】🔗🔉

やすはら‐ていしつ安原貞室】 江戸前期の俳人。名は正章まさあきら。号は一嚢軒など。京都の人で紙商。松永貞徳の高弟。松江重頼との論争は有名。貞徳没後はその俳統の相続者のように振る舞った。編著「玉海集」「正章千句」「かたこと」など。(1610〜1673) ⇒やすはら【安原】

やす‐ぴか【安ぴか】🔗🔉

やす‐ぴか安ぴか】 安物に金めっきなどを施して、高価に見せること。また、そのもの。

やす‐ぶ【安分】🔗🔉

やす‐ぶ安分】 歩合の安いこと。

やす‐ぶしん【安普請】🔗🔉

やす‐ぶしん安普請】 安い費用で家屋などを建てること。また、そうして建てたあまり上等でない建築物。

広辞苑 ページ 19762