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やま‐お【山緒】‥ヲ🔗🔉

やま‐お山緒‥ヲ 鷹の捕らえた鳥を鳥柴としばなどに結びつける紐。葛かずら・籐とうなどを用いた。頼政集「―にたたむかづらだになし」

やまおか‐げんりん【山岡元隣】‥ヲカ‥🔗🔉

やまおか‐げんりん山岡元隣‥ヲカ‥ 江戸前期の仮名草子作者・俳人。名は新三郎。伊勢商人の流れをくむ京都の人。北村季吟に和歌・俳諧を学び、著には「宝蔵」などの俳書とともに、「徒然草増補鉄槌」など古典の注釈も多く、仮名草子に「他我身たがみの上」「小巵こさかずき」などがある。(1631〜1672) ⇒やまおか【山岡】

やまおか‐ずきん【山岡頭巾】‥ヲカヅ‥🔗🔉

やまおか‐ずきん山岡頭巾‥ヲカヅ‥ ①苧屑ほくそ頭巾の異称。 ②形は苧屑頭巾に似せて、八丈絹やビロードで作った頭巾。また藺でも作った。洒落本、辰巳之園「―を横ちよにかむり、日和下駄をはき」

やまおか‐てっしゅう【山岡鉄舟】‥ヲカ‥シウ🔗🔉

やまおか‐てっしゅう山岡鉄舟‥ヲカ‥シウ 幕末・明治の政治家。無刀流の創始者。前名、小野高歩たかゆき。通称、鉄太郎。江戸生れの幕臣。剣術にすぐれ、禅を修行、書をよくした。戊辰戦争の際、西郷隆盛を説き、勝海舟との会談を成立させた。のち明治天皇の侍従などをつとめる。子爵。(1836〜1888) 山岡鉄舟 提供:毎日新聞社 ⇒やまおか【山岡】

やま‐おく【山奥】🔗🔉

やま‐おく山奥】 山の奥の方。山の深い所。「―の村」

やま‐おくり【山送り】🔗🔉

やま‐おくり山送り】 死骸を山に送り葬ること。のべおくり。今昔物語集22「葬送の夜、…―せむとありければ」

やま‐おこぜ【山鰧】‥ヲコゼ🔗🔉

やま‐おこぜ山鰧‥ヲコゼ 狩人が山の神に供え、あるいはこれを秘蔵すると好猟があるとして携えるもの。「おこぜ」は普通海魚をいうが、カジカのような川魚や巻貝、あるいは鹿の耳などを指す地方もある。

広辞苑 ページ 19838