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やらい【遣らい】ヤラヒ🔗🔉

やらい遣らいヤラヒ やらうこと。追い払うこと。また、そのもの。「鬼―」 ⇒やらい‐ごや【遣らい小屋】 ⇒やらい‐ぞめ【遣らい初め】

や‐らい【矢来】🔗🔉

や‐らい矢来】 (「遣らい」の意。「矢来」は当て字)竹や丸太を縦横に粗く組んで作った仮の囲い。日葡辞書「ヤライヲユウ」

や‐らい【夜来】🔗🔉

や‐らい夜来】 ①昨夜以来。「―の雨」 ②数夜このかた。よごろ。

やらい‐ごや【遣らい小屋】ヤラヒ‥🔗🔉

やらい‐ごや遣らい小屋ヤラヒ‥ (和歌山県・奈良県などで)山畑の猪追い小屋。追小屋。 ⇒やらい【遣らい】

やらい‐ぞめ【遣らい初め】ヤラヒ‥🔗🔉

やらい‐ぞめ遣らい初めヤラヒ‥ 田の仕事始め。つくりぞめ。 ⇒やらい【遣らい】

やら・う【遣らふ】ヤラフ🔗🔉

やら・う遣らふヤラフ 〔他四〕 (遣ルに接尾語フの付いた語)追い払う。追い出す。古事記「神かむやらひ―・ひき」

やらか・す【遣らかす】🔗🔉

やらか・す遣らかす】 〔他五〕 (遣ルの俗語) ①する。やる。やっつける。「失敗を―・す」 ②食う。飲む。

やらず‐の‐あめ【遣らずの雨】🔗🔉

やらず‐の‐あめ遣らずの雨】 人を帰さないためであるかのように降ってくる雨。

やらず‐ぶったくり【遣らずぶっ手繰り】🔗🔉

やらず‐ぶったくり遣らずぶっ手繰り】 与えることをせず、人からとりあげるだけであること。

やらず‐も‐がな【遣らずもがな】🔗🔉

やらず‐も‐がな遣らずもがな】 やらなければよかったこと。与えなくてもよいこと。「―の金だった」→もがな

やら‐せ【遣らせ】🔗🔉

やら‐せ遣らせ】 事前に打ち合わせて自然な振舞いらしく行わせること。また、その行為。

ヤラッパ‐こん【ヤラッパ根・葯剌巴根】🔗🔉

ヤラッパ‐こんヤラッパ根・葯剌巴根】 メキシコ原産のヒルガオ科の植物ヤラッパ(jalapa)の塊根。乾燥して下剤とする。ヤラピ根。

やら‐はらだち【やら腹立ち】🔗🔉

やら‐はらだちやら腹立ち】 やたらに腹が立つこと。浄瑠璃、伽羅先代萩「―に妻子を連れ」

やら‐やら🔗🔉

やら‐やら 〔感〕 深く感じ入った時に発する声。「―、正体もなと、迷ひ惚れたや」(狂言歌謡)

広辞苑 ページ 19914