複数辞典一括検索+

うら‐ぶ・れる🔗🔉

うら‐ぶ・れる 〔自下一〕[文]うらぶ・る(下二) ①心の拠り所がなく力を落とす。心を労する。憂えしおれる。うらびる。万葉集11「―・れて物な思ひそ」 ②落ちぶれて、みすぼらしい様子になる。「―・れた姿」

うら‐べ【卜部】🔗🔉

うら‐べ卜部】 古代、諸国の神社に属し、卜占ぼくせんを職務とした神官。律令制下で神祇官に属したものもあり、代々世襲して卜部氏を称し、後世、学者も輩出。 ⇒うらべ‐かねかた【卜部懐賢】 ⇒うらべ‐かねとも【卜部兼倶】 ⇒うらべ‐しんとう【卜部神道】 ⇒うらべ‐の‐かねよし【卜部兼好】 ⇒うらべ‐の‐かみ【卜部神】 ⇒うらべ‐の‐すえたけ【卜部季武】

うら‐べ【浦辺】🔗🔉

うら‐べ浦辺】 浦のほとり。うみべ。千載和歌集「―に煙絶えて程へぬ」

うらべ‐かねかた【卜部懐賢】🔗🔉

うらべ‐かねかた卜部懐賢】 鎌倉中期の神道家。兼方とも書く。神祇権大副じんぎごんのおおすけ。著「釈日本紀」により、従来の日本書紀研究の成果を集成した。生没年未詳。 ⇒うら‐べ【卜部】

うら‐へげ【裏剥げ】🔗🔉

うら‐へげ裏剥げ】 戦いの時、後衛の方から逃げること。裏崩れ。〈日葡辞書〉

うらべ‐しんとう【卜部神道】‥タウ🔗🔉

うらべ‐しんとう卜部神道‥タウ (→)吉田神道に同じ。 ⇒うら‐べ【卜部】

うらべ‐の‐すえたけ【卜部季武】‥スヱ‥🔗🔉

うらべ‐の‐すえたけ卜部季武‥スヱ‥ 源頼光四天王の一人。六郎また勘解由かげゆと称する。酒顛しゅてん童子討伐で有名。(950〜1022) ⇒うら‐べ【卜部】 ○裏へ回るうらへまわる 表立った動きに他人が気をとられているすきに、かげでこっそり行動する。「裏へ回って画策する」 ⇒うら【裏】

広辞苑 ページ 1992