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うり‐きれ【売切れ】🔗🔉

うり‐きれ売切れ】 売りきれること。「―になる」

うり‐き・れる【売り切れる】🔗🔉

うり‐き・れる売り切れる】 〔自下一〕 全部売れてしまう。「午前中で―・れる」

うり‐ぐい【売り食い】‥グヒ🔗🔉

うり‐ぐい売り食い‥グヒ 持っている品物などを売って、その代金で日々の生活を立てること。誹風柳多留21「買食はいいが―みじめなり」。「―して露命をつなぐ」

うり‐くずし【売崩し】‥クヅシ🔗🔉

うり‐くずし売崩し‥クヅシ (→)「売浴うりあびせ」に同じ。

うり‐ぐすり【売薬】🔗🔉

うり‐ぐすり売薬】 (医師の投薬に対していう)薬屋で、あらかじめ調合しておいて売る薬。ばいやく。

うり‐くち【売り口】🔗🔉

うり‐くち売り口】 売り先。販路。「―をさがす」

うり‐けん【売券・沽券】🔗🔉

うり‐けん売券・沽券】 動産・不動産を売り渡す契約を記した証書。売渡し証文。売券状。ばいけん。こけん。

うり‐こ【売子】🔗🔉

うり‐こ売子】 ①商家の使用人で品物を売って歩く人。 ②商店の売場にいて客に物を売る人。また、駅構内・興行場などで物を売りまわる人。販売員。店員。 ③男色を売る者。好色一代男3「この所も―浮世比丘尼のあつまり」 ⇒うりこ‐やど【売子宿】

うり‐ごえ【売り声】‥ゴヱ🔗🔉

うり‐ごえ売り声‥ゴヱ 行商人などが品物を売るために呼び歩く声。

うり‐こか・す【売りこかす】🔗🔉

うり‐こか・す売りこかす】 〔他四〕 すっかり売り払う。惜しげもなく売る。売りとばす。仮名文章娘節用「遠い大磯へ―・し金にするとやら申します故」

うり‐こし【売越し】🔗🔉

うり‐こし売越し】 ①売り分が買い分を超過すること。 ②取引所で、買方が売方にまわること。「どてん―」↔買越し

うり‐ことば【売り言葉】🔗🔉

うり‐ことば売り言葉】 品物を売りつける時に言う言葉。転じて、けんかをしかける言葉。 ⇒売り言葉に買い言葉 ○売り言葉に買い言葉うりことばにかいことば 相手の暴言に対し、同じ調子で言葉を返すこと。狂言、入間川「昔も売り言葉に買ふ言葉とは、よういうたものぢやなあ」 ⇒うり‐ことば【売り言葉】

うりこひめ【瓜子姫】🔗🔉

うりこひめ瓜子姫】 民間説話の一つ。老婆が川で拾った瓜から生まれた瓜子姫が、美しく成長して殿様へ嫁入るための仕度に毎日機はたを織る。そこへあまのじゃくが現れ、姫に化けて嫁入りしようとするが、雀(その他の鳥)のしらせで露顕し、無事に姫は嫁入りする。姫が殺される型もある。桃太郎伝説に似る。瓜子織姫。瓜子姫子。瓜姫。

広辞苑 ページ 2007