複数辞典一括検索+

○売り言葉に買い言葉うりことばにかいことば🔗🔉

○売り言葉に買い言葉うりことばにかいことば 相手の暴言に対し、同じ調子で言葉を返すこと。狂言、入間川「昔も売り言葉に買ふ言葉とは、よういうたものぢやなあ」 ⇒うり‐ことば【売り言葉】 うりこひめ瓜子姫】 民間説話の一つ。老婆が川で拾った瓜から生まれた瓜子姫が、美しく成長して殿様へ嫁入るための仕度に毎日機はたを織る。そこへあまのじゃくが現れ、姫に化けて嫁入りしようとするが、雀(その他の鳥)のしらせで露顕し、無事に姫は嫁入りする。姫が殺される型もある。桃太郎伝説に似る。瓜子織姫。瓜子姫子。瓜姫。 うり‐こみ売込み】 ①売り込むこと。販路を拡張すること。 ②信用取引で、先行き値下りすることを予想して売りを続けること。 ⇒うりこみ‐といや【売込問屋】 うりこみ‐といや売込問屋‥トヒ‥ 生産者の委託を受けて、輸出商や卸売商人に商品を売る問屋。 ⇒うり‐こみ【売込み】 うり‐こ・む売り込む】 〔他五〕 ①腰をすえて盛んに売る。 ②おおいに宣伝したり勧めたりして品物を買わせる。また、売り先を広める。「新製品を―・む」 ③相手にうまく持ちかけ、取り立ててもらおうとする。「名前を―・む」「新人を―・む」 ④代償を目的に秘密などを告げる。「情報を―・む」 ⑤(自動詞的に)よい品を売って評判になる。「名産の餅で―・んだ店」 うりこ‐やど売子宿】 男色を売る宿。野郎・若衆の宿。 ⇒うり‐こ【売子】 うり‐ざいりょう売材料‥レウ 取引で、相場を下落させて売りを誘う原因となる種々の事柄。→悪あく材料 うり‐さき売り先】 売りつける相手。得意先。 うり‐さ・げる売り下げる】 〔他下一〕 政府から物品を民間に売り渡す。払い下げる。 うり‐ざね瓜核・瓜実】 ①ウリの種。 ②若馬の歯にある黒点。〈日葡辞書〉 ③「うりざねがお」の略。 ⇒うりざね‐がお【瓜核顔・瓜実顔】 ⇒うりざね‐じょうちゅう【瓜実条虫】 うりざね‐がお瓜核顔・瓜実顔‥ガホ ウリの種に似た、色白く中高なかだかでやや細長い顔。夏目漱石、夢十夜「女は長い髪を枕に敷いて、輪廓の柔らかな―を其の中に横たへてゐる」。「―の美人」 ⇒うり‐ざね【瓜核・瓜実】 うりざね‐じょうちゅう瓜実条虫‥デウ‥ エンヨウジョウチュウ目(円葉条虫類)の条虫。長さ15〜35ミリメートル。猫・犬に寄生し、まれに人の子供の腸内に見出される。中間宿主は犬・猫に寄生するシラミやノミ。 ⇒うり‐ざね【瓜核・瓜実】 うり‐さば・く売り捌く】 〔他五〕 手広く売る。じょうずに手配して売る。「会員券を全部―・く」 うり‐した・う売り慕う‥シタフ 〔他五〕 相場で、売手が好い時機と見てしきりに売る。 うり‐しぶ・る売り渋る】 〔他五〕 売るのをためらって、なかなか売ろうとしない。うりおしむ。 うり‐しろ売り代】 物品を売った代金。うりあげ。 ⇒売り代なす

広辞苑 ページ 2007 での○売り言葉に買い言葉単語。