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ウルシオール【urushiol】🔗🔉

ウルシオールurushiol】 フェノール誘導体の混合物で、無色の粘りのある液体。日本産の漆の主成分。皮膚に炎症を起こす。真島利行が発見。

うるし‐か【漆科】‥クワ🔗🔉

うるし‐か漆科‥クワ 双子葉植物の一科。おもに熱帯に約60属600種あり、木本で稀に蔓性。有用樹が多いが、樹液に毒性の強いものも多い。ウルシ・マンゴー・カシュー・ハゼノキなど。 ⇒うるし【漆】

うるし‐かき【漆掻き】🔗🔉

うるし‐かき漆掻き】 ①漆の樹皮を傷つけて流れ出る生漆きうるしを採集すること。また、その道具や人。 ②漆をつくるために、生漆をかきまぜること。また、その職人。 ⇒うるし【漆】

うるし‐かせ【漆感】🔗🔉

うるし‐かせ漆感(→)「うるしかぶれ」に同じ。 ⇒うるし【漆】

うるし‐かぶれ【漆瘡】🔗🔉

うるし‐かぶれ漆瘡】 漆の毒(ウルシオール)に接して生じる毒物性皮膚炎。多数の水疱を生じ、赤く腫れあがってかゆみを感じる。うるしかせ。うるしまけ。〈倭名類聚鈔2⇒うるし【漆】

うるしがみ‐もんじょ【漆紙文書】🔗🔉

うるしがみ‐もんじょ漆紙文書】 漆が沁み込んだために遺存した文書。多賀城跡などより発見。 ⇒うるし【漆】

うるし‐きび【粳黍】🔗🔉

うるし‐きび粳黍(→)「うるきび」に同じ。

うるし‐ぐさ【漆草】🔗🔉

うるし‐ぐさ漆草】 褐藻類ウルシグサ科の海藻。高さ0.3〜1メートル。羽状に枝分れする。体色は明るい茶色で、死ぬと硫酸を出して青緑色になる。北半球の寒流域に分布し、日本では北海道と本州北部の潮下帯に生育。 ⇒うるし【漆】

うるし‐こうげい【漆工芸】🔗🔉

うるし‐こうげい漆工芸】 漆を器物に塗って、漆器を製作し、装飾を加える工芸。漆細工。漆芸。塗りには溜塗・白檀塗・春慶塗・変り塗などがあり、加飾法には蒔絵・沈金ちんきん・螺鈿らでん・彫漆ちょうしつ(堆朱ついしゅなど)・漆絵・平文ひょうもん・密陀絵・錆絵・蒟醤きんま・堆錦ついきんなどがある。 ⇒うるし【漆】

広辞苑 ページ 2022