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よ‐なが【夜長】🔗🔉

よ‐なが夜長】 ①夜の長いこと。また、その頃。多く秋の夜にいう。長夜。〈[季]秋〉。栄華物語玉飾「―になりまさりて」 ②(女房詞)大床子だいしょうじの御膳おもののおろしを夜食に食べること。夜食。

よ‐ながり【夜ながり】🔗🔉

よ‐ながり夜ながり】 夜に仕事をする人の夜食。よながれ。日葡辞書「ヨナガリヲクウ」

よ‐なき【夜泣き】🔗🔉

よ‐なき夜泣き】 乳幼児などが夜眠らずに泣くこと。→夜驚症やきょうしょう⇒よなき‐いし【夜泣石】

よ‐なぎ【夜凪】🔗🔉

よ‐なぎ夜凪】 夜、風がやんで波が穏やかになること。

よなき‐いし【夜泣石】🔗🔉

よなき‐いし夜泣石】 夜になると泣き声が聞こえるという類の伝説をもつ石。静岡県掛川市東端、旧東海道沿いにある小夜さよの中山の夜泣石は古くから有名。 ⇒よ‐なき【夜泣き】

よなき‐うぐいす【夜鳴き鶯】‥ウグヒス🔗🔉

よなき‐うぐいす夜鳴き鶯‥ウグヒス ナイチンゲールの異称。 ⇒よ‐なき【夜鳴き・夜啼き】

よなき‐うどん【夜鳴饂飩】🔗🔉

よなき‐うどん夜鳴饂飩】 夜間、深更まで路上で蕎麦そば・饂飩を売り歩く人。また、その饂飩。夜鳴蕎麦ともいう。〈[季]冬〉 ⇒よ‐なき【夜鳴き・夜啼き】

よなき‐そば【夜鳴蕎麦】🔗🔉

よなき‐そば夜鳴蕎麦(→)夜鳴饂飩に同じ。夜鷹蕎麦。〈[季]冬〉 ⇒よ‐なき【夜鳴き・夜啼き】

よな・ぐ【淘ぐ】🔗🔉

よな・ぐ淘ぐ】 〔他下二〕 ⇒よなげる(下一)

よなぐに‐さん【与那国蚕】🔗🔉

よなぐに‐さん与那国蚕】 チョウ目ヤママユガ科のガ(蛾)。開張は20センチメートルを超え、日本最大。翅は赤褐色で、黒褐・黄色などの文様がある。前翅の先端部は伸びて側方へ曲がる。幼虫も大形で、アカギなどを食う。南アジア・中国南部にかけ広く分布、日本では石垣島・西表いりおもて島・与那国島に局産。天然記念物。 よなぐにさん ヨナグニサン 撮影:湊 和雄

広辞苑 ページ 20330