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りんぜつ🔗🔉

りんぜつ (「倫説」「綸舌」「林説」「輪舌」「林雪」などと当てる)近世初期以降の器楽曲の曲名。(→)輪説1に由来する。箏・三味線・一節切ひとよぎり尺八などで行われた。→乱れ7

りん‐ぜつ【輪説・臨説】🔗🔉

りん‐ぜつ輪説・臨説】 ①雅楽の箏の演奏法の一つ。残楽のこりがくの時に奏する一種の替手。通常よりも変化に富んだ特別な奏法を多用。 ②転じて、正統的でない、一風かわった考え。拠り所のない勝手な見解。風姿花伝「申楽にそばみたる―とし、至りたる風体をする事、あさましき事なり」↔本説

りん‐せん【林泉】🔗🔉

りん‐せん林泉】 林や泉水などのある庭園。しま。また、隠遁の場所。

りん‐せん【綸宣】🔗🔉

りん‐せん綸宣】 みことのり。綸言。〈日葡辞書〉

りん‐せん【輪旋】🔗🔉

りん‐せん輪旋】 ぐるぐるめぐること。旋回。

りんせん【臨川】🔗🔉

りんせん臨川】 中国江西省南部の旧県名。現在、撫州市の区名。王安石の生地。 ⇒りんせん‐しゅう【臨川集】

りん‐せん【臨戦】🔗🔉

りん‐せん臨戦】 戦争に臨むこと。戦場に出ること。「―態勢」

りん‐ぜん【然】🔗🔉

りん‐ぜん】 ①寒気がはげしく身にしむさま。 ②勇ましいさま。りりしいさま。りんこ。「―たる号令」「―として威儀を正す」

りんせんこうちしゅう【林泉高致集】‥カウ‥シフ🔗🔉

りんせんこうちしゅう林泉高致集‥カウ‥シフ 北宋の画家、郭かくきの山水画論。子の郭思編。→郭→三遠

りんせん‐じ【臨川寺】🔗🔉

りんせん‐じ臨川寺】 京都市右京区にある臨済宗の寺。1330年(元徳2)後醍醐天皇の皇子世良親王が亀山天皇の離宮川端殿を禅院とし、35年(建武2)夢窓疎石を開山としたもの。応仁の乱で焼け、現在は天竜寺の塔頭たっちゅう⇒りんせんじ‐ばん【臨川寺版】

りんせんじ‐ばん【臨川寺版】🔗🔉

りんせんじ‐ばん臨川寺版】 五山版の一つ。南北朝時代、京都臨川寺で夢窓疎石むそうそせき・春屋妙葩しゅんおくみょうはらが出版した書籍。主として宋元版の覆刻で、漢籍や禅宗の語録類が多い。 ⇒りんせん‐じ【臨川寺】

りんせん‐しゅう【臨川集】‥シフ🔗🔉

りんせん‐しゅう臨川集‥シフ 北宋の王安石の詩文集。100巻。臨川先生文集。 ⇒りんせん【臨川】

広辞苑 ページ 20768