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わ‐ぎ【和議】🔗🔉

わ‐ぎ和議】 ①和睦の評議。また、なごやかに評議すること。〈伊呂波字類抄〉 ②〔法〕債務者に破産原因があるとき、破産的清算を避けるため債務者が和議条件を提案し、債権者が法定多数決でこれを承認し、裁判所が認可することによって成立する一種の和解またはその手続。破産法に定める強制和議と、和議法に定める和議の2種があったが、いずれも廃止された。→強制和議

わき‐あいあい【和気藹藹】🔗🔉

わき‐あいあい和気藹藹】 なごやかな気分がみちみちているさま。「―と話し合う」

わき‐あが・る【沸き上がる】🔗🔉

わき‐あが・る沸き上がる】 〔自五〕 ①液体が盛んに煮えたつ。わきかえる。沸騰ふっとうする。 ②はげしく起こる。三蔵法師伝永久点「洪濤こうとう洶湧こうようとワキアガリて」。「歓声が―・る」

わき‐あけ【脇明け・腋明け】🔗🔉

わき‐あけ脇明け・腋明け】 ①袖から下の両わきを縫わずに仕立てた、襴らんのない袍ほう。わきあけのころも。闕腋けってき。宇津保物語菊宴「楽所の君たち、―・柳襲など着つつ参る」 ②幼児または女性の衣服の袖のわきを縫わないところ。

わき‐あて【脇当】🔗🔉

わき‐あて脇当(→)脇引わきびきに同じ。

わき‐い・ず【涌き出づ・湧き出づ】‥イヅ🔗🔉

わき‐い・ず涌き出づ・湧き出づ‥イヅ 〔自下二〕 涌き出る。宇津保物語祭使「―・でたる水を見て」

広辞苑 ページ 21131