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わき‐うり【脇売】🔗🔉

わき‐うり脇売】 中世の座や近世の株仲間の営業区域内で、その承認を得ずに行商すること。また、その人。

わき‐え【脇絵】‥ヱ🔗🔉

わき‐え脇絵‥ヱ 三幅対の掛物のうち、両脇にかける絵。太平記37「本尊・―・花瓶・香炉・鑵子・盆に至るまで」

わぎえ【我家】‥ヘ🔗🔉

わぎえ我家‥ヘ (ワガイヘの約)自分の家。古事記「はしけやし―の方よ雲居たち来も」

わき‐おうかん【脇往還】‥ワウクワン🔗🔉

わき‐おうかん脇往還‥ワウクワン 江戸時代、本街道から分かれ、または本街道と連絡する道路。脇街道。「北国―」

わき‐おこし【脇起し】🔗🔉

わき‐おこし脇起し】 連歌・俳諧で、一座していない人の句(古今の名句の場合が多い)を発句として、脇句から付合つけあいをはじめること。わきおこり。

わき‐おこ・る【沸き起こる】🔗🔉

わき‐おこ・る沸き起こる】 〔自五〕 表面に勢いよく現れ出る。「雲が―・る」「拍手が―・る」

わき‐が【腋臭・狐臭】🔗🔉

わき‐が腋臭・狐臭】 わきの下から特有の不快なにおいを発する症状ないし体質。においの原因は、アポクリン腺の分泌物に含まれる脂肪酸の分解による。えきしゅう。わきくそ。わきくさ。伊京集「腋臭、ワキガ」 ○脇が甘いわきがあまい ①相撲で、相手力士の有利な組み手になりやすい。 ②防御の姿勢がしっかりしていない。相手につけこまれやすい。 ⇒わき【脇・腋・掖】

わき‐かいどう【脇街道】‥ダウ🔗🔉

わき‐かいどう脇街道‥ダウ (→)脇往還わきおうかんに同じ。

わき‐かえ・る【沸き返る】‥カヘル🔗🔉

わき‐かえ・る沸き返る‥カヘル 〔自五〕 ①液体がはげしく煮えたぎる。煮えくりかえる。今昔物語集14「湯の―・る焔」 ②水などがはげしくわき出る。源氏物語胡蝶「―・り岩もる水に色し見えねば」 ③堪えられないほど心中がはげしく動揺する。源氏物語蜻蛉「―・る心地し給へど、かひなし」 ④はげしく熱狂する。「熱戦に―・る観衆」

わき‐がお【脇顔】‥ガホ🔗🔉

わき‐がお脇顔‥ガホ 側面から見た顔の半面。横顔。好色一代男6「―うつくしく」

わき‐がかり【脇懸り】🔗🔉

わき‐がかり脇懸り】 第三者にわざわいが及ぶこと。そばづえ。とばっちり。浄瑠璃、女殺油地獄「役の行者ともいはるる仏が若輩らしう何の―なされう」

広辞苑 ページ 21132