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わ‐かんむり【ワ冠】🔗🔉

わ‐かんむりワ冠】 漢字の冠かんむりの一種。「冠」「冥」などの冠の「冖」の称。ひらかんむり。べきかんむり。

わかん‐やく【和漢薬】🔗🔉

わかん‐やく和漢薬】 西洋医方に対し和漢の医方(漢方)で用いられる薬物。また、日本および東アジア地域に産出する生薬。 ⇒わ‐かん【和漢】

わ‐かん‐よう【和漢洋】‥ヤウ🔗🔉

わ‐かん‐よう和漢洋‥ヤウ 日本と中国と西洋。 ⇒わ‐かん【和漢】

わかん‐れんく【和漢聯句】🔗🔉

わかん‐れんく和漢聯句】 聯句の一体。五・七・五の17音または七・七の14音の和句と五言の漢句とを連句のようにつらねるもの。狭義には、そのうち発句が和句で始まるもの。五山文学とともに盛行。和漢連歌。↔漢和かんな聯句 ⇒わ‐かん【和漢】

わかんろうえいしゅう【和漢朗詠集・倭漢朗詠集】‥ラウ‥シフ🔗🔉

わかんろうえいしゅう和漢朗詠集・倭漢朗詠集‥ラウ‥シフ 詩歌集。藤原公任撰。2巻。1012年(寛弘9)頃の成立。白楽天・菅原文時らの漢詩文の佳句を588首(多くは七言二句)とり、紀貫之・柿本人麻呂らの和歌216首を添える。春・夏・秋・冬・雑に分類し、朗詠の用に供した。佳句麗藻の集として広く愛読された。 →文献資料[和漢朗詠集]

わき【別き・分き】🔗🔉

わき別き・分き】 ①わけること。わかち。差別。区別。神代紀「昼夜の―も無し」 ②分別。思慮。大鏡「我は子うむ―もしらざりしに」

わき【沸き】🔗🔉

わき沸き】 沸くこと。にえること。「風呂の―が早い」

わき【涌き・湧き】🔗🔉

わき涌き・湧き】 ①水のわき出ること。 ②(→)「競り」3に同じ。

わき【脇・腋・掖】🔗🔉

わき脇・腋・掖】 ①胸の両側面で、腕のつけ根の下のところ。また、衣服でそれに当たる部分。南海寄帰内法伝平安後期点「腰帯の腋ワキを掩おおひ」。「―に挟む」 ②(「傍」とも書く)かたわら。そば。また、正面・裏面に対して、その右または左側。「―に控える」「建物の―から入る」「話が―にそれる」 ③二のつぎ。のけもの。好色一代女1「位とる事は―になりて、機嫌をとる事になりぬ」 ④主役の次に位し、それを助けるもの。わき役。 ㋐帯刀たちはきの一つ。 ㋑相撲節すまいのせちで、最手ほてに次ぐ地位。現在の関脇にあたる。ほてわき。 ㋒(普通「ワキ」と書く)能で、シテの相手となる役。 ㋓三味線音楽などでタテ(首席)に次ぐ役。ワキ唄・ワキ三味線・ワキ鼓など。 ⑤脇能わきのうの略。 ⑥脇句わきくの略。 ⑦脇百姓わきびゃくしょうの略。 ⇒脇が甘い ⇒脇を掻く ⇒脇を詰める ⇒脇を塞ぐ

広辞苑 ページ 21130