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わき‐ばさ・む【脇挟む】🔗🔉

わき‐ばさ・む脇挟む】 〔他五〕 ①わきの下に挟む。脇にしっかりと抱える。万葉集3「―・む児の泣くごとに」 ②身につける。また、心にとどめる。史記抄「韓を―・うて救はんとて」

わき‐ばしら【脇柱】🔗🔉

わき‐ばしら脇柱】 能舞台の向かって右の前、ワキ座の側の柱。大臣柱。→能舞台(図)

わき‐ば・む【脇ばむ】🔗🔉

わき‐ば・む脇ばむ】 〔他四〕 いつくしむ。いたわる。大切にする。落窪物語1「―・み思ふ君に」

わき‐ばら【脇腹】🔗🔉

わき‐ばら脇腹】 ①腹の側面。よこばら。 ②めかけばら。妾腹。浄瑠璃、傾城反魂香「御愛子なれども―」↔本腹

わき‐びき【脇引・腋引】🔗🔉

わき‐びき脇引・腋引】 両脇下を防御する小具足。革または鉄で作り、両肩から下げて斜めに反対の脇の下にあてるもの。わきあて。

わき‐びゃくしょう【脇百姓】‥シヤウ🔗🔉

わき‐びゃくしょう脇百姓‥シヤウ 名主または本ほん百姓より低い階層の農民。

わき‐ひら【側辺】🔗🔉

わき‐ひら側辺】 かたわら。わき。そばひら。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「お泊なら―見まい」

わき‐ふさぎ【脇塞ぎ】🔗🔉

わき‐ふさぎ脇塞ぎ(→)「わきつめ」に同じ。

わぎ‐ほう【和議法】‥ハフ🔗🔉

わぎ‐ほう和議法‥ハフ 破産予防のための和議の手続を定めた法律。1922年(大正11)制定、2000年廃止。

わき‐ぼね【脇骨】🔗🔉

わき‐ぼね脇骨】 あばらぼね。肋骨ろっこつ。〈類聚名義抄〉

わき‐ほんじん【脇本陣】‥ヂン🔗🔉

わき‐ほんじん脇本陣‥ヂン 江戸時代、大名の供人が多くて本陣のみに宿泊しかねる時、予備にあてる宿舎。

わきま・う【弁ふ】ワキマフ🔗🔉

わきま・う弁ふワキマフ 〔他下二〕 ⇒わきまえる(下一)

わきまえ【弁え】ワキマヘ🔗🔉

わきまえ弁えワキマヘ ①わきまえること。認識。弁別。「善悪の―がない」 ②つぐなうこと。弁償。宇治拾遺物語1「その―してこそ出で給はめ」 ⇒わきまえ‐ごころ【弁え心】

わきまえ‐ごころ【弁え心】ワキマヘ‥🔗🔉

わきまえ‐ごころ弁え心ワキマヘ‥ 物事をわきまえ知る心。源氏物語若菜下「これはさる―も、をさをさ侍らぬものなれど」 ⇒わきまえ【弁え】

広辞苑 ページ 21137