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わ‐きょう【和鏡・倭鏡】‥キヤウ🔗🔉

わ‐きょう和鏡・倭鏡‥キヤウ ①古墳時代以前に中国製を模倣して製造された日本製の銅鏡。仿製鏡ぼうせいきょう。 ②奈良・平安時代に舶載した唐鏡を型取り複製もしくは模倣した鏡。唐式鏡。 ③平安中期以後作られた、日本独自の様式的特徴を示す金属鏡。

わ‐ぎょう【わ行・ワ行】‥ギヤウ🔗🔉

わ‐ぎょうわ行・ワ行‥ギヤウ 五十音図の第10行。ワ・イ(ヰ)・ウ・エ(ヱ)・ヲ。

わぎょくへん【和玉篇・倭玉篇】🔗🔉

わぎょくへん和玉篇・倭玉篇】 (ワゴクヘンとも)漢和字書。3巻。扁へん・旁つくりによって漢字を集め、字ごとに音訓を付した書。室町・江戸時代を通じて大いに広まり、「和玉篇」の名は漢和字書の代名詞の如くに用いられた。長享3年(1489)識語の古本が知られているが、編者および成立年時未詳。

わ‐ぎり【輪切り】🔗🔉

わ‐ぎり輪切り】 円筒形の物を、切り口が輪になるように横に切ること。車切り。狂言、惣八「―にはやしてとやら仰せられた」。「大根の―」

わき‐ろ【脇艪】🔗🔉

わき‐ろ脇艪】 艫艪ともろの力を助けるため、別に舷に取り付けた艪。わきかじ。

わき‐わき・し【分き分きし】🔗🔉

わき‐わき・し分き分きし】 〔形シク〕 きわだっている。あきらかである。分明である。わいわいし。東大寺諷誦文稿「物毎に了々ワキワキしく」 ○脇を掻くわきをかく 得意なさま、気負ったさまにいう。今昔物語集20「脇を掻きて扇を高くつかひて、怒りていはく」 ⇒わき【脇・腋・掖】 ○脇を詰めるわきをつめる (→)「脇を塞ふさぐ」に同じ。 ⇒わき【脇・腋・掖】 ○脇を塞ぐわきをふさぐ (元服時に、衣服の脇を空けていたのを縫ってふさいだことから)成人する。脇を詰める。 ⇒わき【脇・腋・掖】

わ‐きん【和金】🔗🔉

わ‐きん和金】 金魚の一品種。体はフナ形で赤橙色、尾はフナ尾・三つ尾・四つ尾など。リュウキンなどのように長くはない。非常に丈夫で飼養は容易。

広辞苑 ページ 21140