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わく【惑】🔗🔉

わく】 〔仏〕煩悩。迷い。

わ‐く【和煦】🔗🔉

わ‐く和煦】 春の日ののどかに晴れて暖かなこと。

わ・く【分く・別く】🔗🔉

わ・く分く・別く】 [一]〔他四〕 ①境界をしっかり見定めて、区分する。わかつ。弁別する。識別する。万葉集5「うちなびく春の柳と我がやどの梅の花とをいかにか―・かむ」 ②ものごとの理非を、わきまえる。大鏡道隆「かの君しれ給へる人かは。たましひは―・き給ふ君をは」 [二]〔他下二〕 ⇒わける(下一)

わ・く【沸く】🔗🔉

わ・く沸く】 〔自五〕 ①水が熱せられて湯となる。にえる。平家物語6「水おびたたしく―・きあがつて、程なく湯にぞなりにける」。「風呂が―・く」 ②金属が熱せられてとける。とろける。平家物語5「金銅十六丈の廬遮那仏…御身は―・き合ひて山の如し」 ③発酵する。 ④さかんに起こる。はげしく発する。伊勢物語集「うきことのかく―・く時は涙川目の前にこそ落ちまさりけれ」。「興味が―・く」 ⑤興奮して騒ぎ立てる。熱狂する。「場内が―・く」 ⑥腹を立てる。色道大鏡「後指をさすやうに思はるればむやむやと―・くより外のことなし」

わ・く【涌く・湧く】🔗🔉

わ・く涌く・湧く】 〔自五〕 ①地下水などが地中から出る。「温泉が―・く」 ②物事が次々とあらわれ出る。徒然草「仏は…空よりやふりけん、土よりや―・きけん」 ③虫などが自然に発生する。日葡辞書「ムシガワク」 ④感情・考えなどが生ずる。「勇気が―・く」

わ・ぐ【綰ぐ】🔗🔉

わ・ぐ綰ぐ】 〔他下二〕 たわめ曲げる。わぐむ。わがねる。堤中納言物語「たけに一尺ばかり余りたるにやと見ゆる髪の、筋、裾つきいみじう美しきを―・げ入れて」

わく‐いし【枠石】🔗🔉

わく‐いし枠石】 枠の内に充填する石材。

広辞苑 ページ 21141