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わらび‐なわ【蕨縄】‥ナハ🔗🔉

わらび‐なわ蕨縄‥ナハ ①蕨の根茎から澱粉をとった後の繊維を綯って作った縄。色黒く、水に強い。 ②くるくると回した形の形容。醒睡笑「書きやうは―の廻し書き」 ⇒わらび【蕨】

わらび‐のし【蕨熨斗】🔗🔉

わらび‐のし蕨熨斗】 贈物の包み紙の上書きなどに「のし」という字を蕨手の形に書くこと。また、その文字。→熨斗(図)⇒わらび【蕨】

わらび‐のり【蕨糊】🔗🔉

わらび‐のり蕨糊】 蕨粉で製した糊。粘着力強く、柿渋で溶いて傘・提灯ちょうちんなどを貼るのに用いる。 ⇒わらび【蕨】

わらび‐ぼうき【蕨帚】‥バウキ🔗🔉

わらび‐ぼうき蕨帚‥バウキ 蕨の茎葉を束ねて作った帚。露地・庭などで用いる。 ⇒わらび【蕨】

わらび‐もち【蕨餅】🔗🔉

わらび‐もち蕨餅】 蕨粉で製した餅。黄粉きなこをつけて食べる。〈[季]春〉。→岡太夫おかだゆう 蕨餅 撮影:関戸 勇 ⇒わらび【蕨】

わら‐ぶき【藁葺き】🔗🔉

わら‐ぶき藁葺き】 屋根を藁で葺くこと。また、その屋根。「―の家」

わら‐ふだ【藁蓋・円座】🔗🔉

わら‐ふだ藁蓋・円座⇒わろうだ

わら‐ふで【藁筆】🔗🔉

わら‐ふで藁筆】 わらしべで作った筆。狩野派などで大画面に木や岩などを粗大に表現するときに用いる。

わら‐ぶとん【藁蒲団】🔗🔉

わら‐ぶとん藁蒲団】 藁を中に入れて作った蒲団。

わら‐ふみて【藁筆】🔗🔉

わら‐ふみて藁筆】 (ワラフミデとも)(→)「わらふで」に同じ。〈倭名類聚鈔13

わらべ【童】🔗🔉

わらべ】 (ワラハベの約) ①子供ら。子供。仮名草子、伊曾保「籠の中より―の声としてよばはりけるは」 ②子供である召使い。 ③自分の妻を卑下していう語。大鏡「これはそののちあひそひてはべる―なり」 ⇒わらべ‐いさかい【童諍い】 ⇒わらべ‐うた【童歌】 ⇒わらべ‐おどし【童威し】 ⇒わらべ‐ぎ【童気】 ⇒わらべ‐ごころ【童心】 ⇒わらべ‐すかし【童賺し】 ⇒わらべ‐すがた【童姿】 ⇒わらべ‐たらし【童誑し】 ⇒わらべ‐な【童名】

広辞苑 ページ 21226