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寄 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔宀部8画/11画/教育/2083・3473〕 〔音〕(呉)(漢) 〔訓〕る・せる (名)より [意味] ①身をよせる。たよる。よる。「寄食・寄留・寄生虫・寄港」 ②かたよせる。送り届ける。物をあずける。「寄託・寄贈・寄付・寄稿」 [解字] 形声。「宀」(=いえ)+音符「奇」(=かたむく。かたよる)。家に身をよせる意。 [難読] 寄居虫やどかり・寄生木やどりぎ・寄席よせ・寄人よりゅうど

寇 字形🔗🔉

 字形 〔宀部8画/11画/5368・5564〕 〔音〕コウ(漢) 〔訓〕あだ [意味] ①外から侵入して乱暴を働く賊。外敵。あだ。「外寇・倭寇わこう・元寇」 ②外から侵入して荒らしまわる。あだする。「寇略・侵寇・入寇・来寇」 ▷[冦]は異体字。

寀 字形🔗🔉

 字形 〔宀部8画/11画〕 〔音〕サイ(呉)(漢) [意味] ①領地。知行所。采地さいち。 ②官職。つかさ。 ③矢を入れて腰に着ける用具。うつぼ。▶日本での用法。片仮名「ウツホ」の合字で、楠正成が作った字という。

寂 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔宀部8画/11画/常用/2868・3C64〕 〔音〕ジャク(呉) セキ(漢) 〔訓〕さびさびしい・さびれる [意味] 音がなくひっそりとしている。しずか。さびしい。「寂せきとして声なし」「寂然せきぜん・じゃくねん・寂寥せきりょう・閑寂・静寂・幽寂・寂滅・入寂・示寂」 [解字] 形声。「宀」+音符「叔」。

宿 字形 筆順🔗🔉

宿 字形  筆順 〔宀部8画/11画/教育/2941・3D49〕 〔音〕シュク(漢) スク(呉) 〔訓〕やどやどる・やどす [意味] ①やどる。自分の家でない所に夜とまる。「一夜、湖畔に宿す」「寄宿・投宿・宿泊・宿直・一宿一飯」▶中国では古く、一夜のとまりを「宿」、二夜のとまりを「信」、三夜以上のとまりを「次」という。 ②外来者が寝泊まりする所。やど。やどや。「旅宿・下宿・宿駅」「品川の宿」 ③星座。星のやどり。「星宿」▶北斗七星を軸として天を二十八宿に分ける。 ④以前から久しく身についている。 ㋐前々からの。前世の。「宿志・宿願・宿敵・宿命・宿世しゅくせ・すくせ」 ㋑年功を積んでいる(人)。「宿将・耆宿きしゅく」 [解字] 原字は。会意。「宀」(=やね)+「人」+「」(=両足を縮める)。やねの下で人が小さくなってかり寝をする意。 [下ツキ 一宿一飯・合宿・寄宿・耆宿・下宿・在宿・止宿・七宿・辰宿・星宿・転宿・投宿・同宿・二十八宿・分宿・民宿・無宿・旅宿 [難読] 宿直とのい・宿酔ふつかよい

広辞苑 ページ 21603