怪　字形 　筆順 〔心（忄・）部5画／8画／常用／1888・3278〕 〔音〕カイ〈クヮイ〉(漢)　ケ(呉) 〔訓〕あやしい・あやしむ [意味] あやしい（もの）。不思議な。常識をこえている。不審な。ふにおちない。「妖怪_ようかい・奇怪・奇奇怪怪・怪力・怪異・怪訝_けげん・怪火・怪文書」 [解字] 形声。「心」＋音符「」（＝手で丸めた土。大きくて丸い頭をした幽鬼）。心に異様な感じをもつ意。［恠］は異体字。 [下ﾂｷ 奇怪・幻怪・勿怪・物怪・妖怪

急　字形 　筆順 〔心（忄・）部5画／9画／教育／2162・355E〕 []　字形 〔心（忄・）部5画／9画〕 〔音〕キュウ〈キフ〉(呉)(漢) 〔訓〕いそぐ・せく [意味] ①いそぐ。早く行き着こうとする。「急行・急報・急進・至急・性急」 ②進行がはやい。「急な流れ」「急性・急調・急湍_{きゅうたん}・序破急」 ③変化がはやく、大きい。にわか。「急に停まる」「急変・急病・急死」 ④さし迫っている。「風雲急を告げる」「焦眉_しょうびの急」「急務・危急・救急車・応急手当」 ⑤傾斜の度合いが大きい。けわしい。「急な坂」「急峻_{きゅうしゅん}・急斜面・急角度」 [解字] ［］が本字。形声。「心」＋音符「」（＝追い付く）。追い付こうと気ぜわしい意。 [下ﾂｷ 応急・火急・緩急・危急・救急・緊急・至急・準急・性急・噪急・躁急・早急・即急・速急・短兵急・特急・不急 [難読] 急度_きっと

怯　字形 〔心（忄・）部5画／8画／2217・3631〕 〔音〕キョウ〈ケフ〉(漢) 〔訓〕おびえる・ひるむ [意味] 気おくれがする。しりごみする。おじけづく。おびえる。ひるむ。「卑怯・怯懦_きょうだ」