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甫 字形🔗🔉

 字形 〔用部2画/7画/人名/4267・4A63〕 〔音〕ホ(慣) フ(呉)(漢) 〔訓〕はじめて (名)すけ・はじめ [意味] ①男子の美称。年長の男子を呼ぶ時、字あざなに添える語。孔子(=仲尼)を尼甫じほと称する類。 ②はじめて。しはじめたばかり。「今歌之声未絶、傷痍者甫起=今歌かぎんの声いまだ絶えず、傷痍しょういの者はじめて起つ」〔漢書〕 ▷「圃」の原字で、もと、はたけの意。

甬 字形🔗🔉

 字形 〔用部2画/7画/6521・6135〕 〔音〕ヨウ(漢) [意味] ①筒形のます。 ②通路。「甬道(=外から見えないよう両側に土塀などを築いた輸送路)」

 字形🔗🔉

 字形 〔用部7画/12画〕 ⇒寧

《田部》🔗🔉

《田部》

甲 字形 筆順🔗🔉

 字形  筆順 〔田部0画/5画/常用/2535・3943〕 〔音〕コウ〈カフ〉(漢) カン(慣) 〔訓〕よろい・かぶと・きのえ [意味] ①かに・かめなどの外面をおおう、から。「亀かめの甲より年の劫こう」「甲殻・甲羅・鼈甲べっこう」 ②堅い外被。よろい。「甲板こうはん・かんぱん・甲冑かっちゅう・装甲車・兵甲」▶「冑」と取りちがえて、「かぶと」とよむことがある。「甲状腺せん・甲虫かぶとむし」 ③手・足の上の方の面。「足の甲」「手甲てっこう」 ④十干の第一。きのえ。「甲子こうし・かっし・華甲」。転じて、順序・成績の第一番目。第一位。「甲乙丙丁・甲種合格・全甲」▶二つ以上のものの一つを指していう語。「以下、債権者を甲、債務者を乙という」「甲論乙駁おつばく」 ⑤昔、中国で、隣保組織の単位。「保甲制・里甲制」 ⑥カン音声の高い調子。(対)乙。「甲かん高い声」 ⑦「甲斐かい国」の略。「甲州・武甲」 [解字] 解字種子の外皮、または、からをかぶった草木の芽を表す象形文字。 [下ツキ 華甲・機甲・亀甲・堅甲・装甲・鉄甲・鼈甲・保甲・里甲 [難読] 甲斐かい・甲斐甲斐しいかいがいしい・甲斐絹かいき・甲虫かぶとむし・甲矢はや・甲比丹カピタン・甲必丹カピタン

広辞苑 ページ 22295