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あけ【明け】🔗🔉

あけ明け】 あけること。 ①期間が終わること。また、その直後。「連休―」「夜勤―」 ②夜明け。「―の明星」 ③韻塞いんふたぎで、かくした韻字をどの字と言いあてること。能因本枕草子したりがほなるもの「韻ふたぎの―疾うしたる」

あげ【上げ】🔗🔉

あげ上げ】 ①あげること。竹取物語「髪―などさうして」 ②高い所にある田。あげた。万葉集12「水をおほみ―に種蒔き」 ③着物の裄ゆきや身丈の長いのを肩や腰の部分で縫いあげること。ぬいあげ。「肩―」 ④(日本音楽で) ㋐歌の声をあげること。また、あげ方の定型化した旋律型。 ㋑楽曲を終結させること。

あげ【揚げ】🔗🔉

あげ揚げ】 ①油で揚げたもの。「薩摩―」 ②「あぶらあげ」の略。 ③「上げ潮」の略。 ④遊び客が、芸者や遊女を呼びよせること。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「思ひ思ひの―の客」 ⑤(漁師語)魚群の通過する上空に海鳥のむれ飛ぶ現象。

あげ🔗🔉

あげ 〔感〕 (島根県で)そう。そうだ。

あげ‐あし【揚げ足・挙足】🔗🔉

あげ‐あし揚げ足・挙足】 ①足をあげること。また、その足。 ②一方の足を折り曲げ他方の足の上に乗せること。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「御前近くも無遠慮に縁先に―して」 ⇒揚げ足を取る ○揚げ足を取るあげあしをとる (相手が蹴ろうとしてあげた足を取って逆に相手を倒す意から)相手の言いそこないや言葉じりにつけこんでなじったり、皮肉を言ったりする。 ⇒あげ‐あし【揚げ足・挙足】

あげ‐あぶら【揚げ油】🔗🔉

あげ‐あぶら揚げ油】 揚げものに用いる油。胡麻油・大豆油・綿実油・菜種油・榧かや油・ラードなど。

あ‐けい【阿兄】🔗🔉

あ‐けい阿兄】 兄を親しんでいう称。にいちゃん。あにき。

あげ‐いお【上げ魚】‥イヲ🔗🔉

あげ‐いお上げ魚‥イヲ ①神に供える魚。 ②漁師が漁獲物の一部を神に供えること。おぼり。おぶり。

広辞苑 ページ 236